スタジアムに行こうっ!~サッカー生観戦絶対推奨サイト~ スタジアムに行こうっ!サイトマップ

サポーターは日本全国出かけて行くぜ!アウェー遠征記

スタジアムに行こうっ!~サッカー生観戦絶対推奨サイト~

スタジアムに行こうっ!アウェー遠征記静岡遠征 ジュビロ磐田対浦和レッズ(静岡スタジアムエコパ)

はるばる静岡スタジアムエコパまでアウェー観戦
2005Jリーグ第8節
ジュビロ磐田対浦和レッズ
2005.4.28 静岡スタジアムエコパ

静岡スタジアムエコパ
▲静岡スタジアムエコパ
静岡スタジアムエコパアウェー側浦和サポーターたち
▲静岡スタジアムエコパアウェー側浦和サポーターたち

 2005年Jリーグ、優勝候補の一角であった我が浦和レッズとジュビロ磐田は下位に低迷、苦しんでいる。そんな中持ち上がったのが浦和の藤田獲得話、磐田生え抜きの10番の今後、そして下位同士なれど磐田対浦和は今のJリーグの中じゃ充分魅力的な好カードです。ってことでGWに入ろうってこのタイミングでアウェー観戦することにしました。14時くらいに東京を出発、横浜・町田ICから東名高速で掛川まで、GWに入るからなのか?横浜・町田ICまでにえらい渋滞に巻き込まれてしまい静岡スタジアムエコパに着いたのはまさに19時、キックオフの時間になってしまいました。それにしてもエコパ、すげえ山の中にあるのね…。エコパの裏にある小山の中に駐車場があると聞いて行ってみるとなんとなく似たような風景が、どう見ても農家のおうちが駐車場の看板を立てている。ああ埼玉スタジアムといっしょだ。W杯でうっかりできたスタジアム、ここでもたなぼたアルバイトしてらぁ。料金は1日500円、まぁ埼玉スタジアム周辺よりは良心的な価格設定ではありました。

 裏山に車を停めてさぁエコパへ、ああもう始まっちゃっている、急げ急げと入場口へ、さあ入場だ。
係員「あれ?お客様、浦和側の方ですよね?」
やす「そうですよ」
係員「申し訳ありません。浦和のお客様はこちらからは入れません、あちらに回ってください」
やす「なんで?チケットはS席だからココでいいんじゃないの?」
係員「いえ、すみません浦和のお客様はあちら側の入場口からまわってください」
何言ってやがるんだこんにゃろって思いましたけどまぁもめても仕方がないので係員の言うとおりの入場口から入りました。なんでそんなにピリピリしているの??

静岡スタジアムコパに響き渡る浦和レッズサポーターの声援
▲エコパに響き渡る浦和レッズサポーターの声援
叫ぶ浦和レッズサポーターたち(静岡スタジアムエコパにて)
▲叫ぶ浦和レッズサポーターたち

 席に着くか着かないかの時に大声援が、そしてワンタイミング遅れて「ウラ~ワレッズ!」の声援、…ああ失点したのね。1-0磐田FW前田の得点で磐田が先制、おいおいはるばる渋滞の中、5時間もかけてここまでやってきたんだぜ~!負けちゃダメ。静岡スタジアムエコパアウェイ側には僕と同じ気持ちの浦和サポーターがご覧の通り恐ろしい数詰め掛けている。で、磐田サポーターの声援をかき消すかのような大声援を送っている。浦和サポーターは全国どこでもホントすごいです、素晴らしいです。このまま1-0で前半終了かと思われたロスタイム、永井の今期初ゴールで1-1同点に追いついた。前半の内容は五分五分、スコアも1-1と接戦の臭いでした。

 後半、どちらにもチャンスがあったけれど全体的に押していたのはやっぱり浦和だった。アウェイでもあれだけの声援を背中に受けていられるんだから浦和の選手は幸せ、そしてそれだけの期待に応えなきゃいけない。永井、長谷部の動きがよく小気味よく堅い磐田のディフェンスを切り裂く。が、得点に結びつかない。エメ、達也共に決定的チャンスをもらうも得点に至らない。決定機はやっぱり浦和に歩があった。・・まぁそれでも守りきった磐田、そんで川口が立派ってことでしょうか?85分、浦和ペナルティエリアでカレンが倒されPKに…。蹴るのはゴン、85分に2-1と絶望的な展開。でもここまでの決定的チャンスの数、そして浦和の選手たちの動き、なんとなくまだいける感じが漂っていました。そしてその期待は1分後に身を結ぶ。エメルソンが個人技で突破し素晴らしいシュート、いくら川口でもあれは取れない!2-2試合を再び振り出しに戻す。さぁあとは逆転だ!まだ時間はある!!これで勝ったならはるばる静岡までやってきたかいがあるってもんだ!さぁ!さあ!さあ! …ってさすがにそこまで都合よく事は運ばす2-2のまま試合終了のホイッスルが鳴った。同時に浦和サポーターから激しいブーイングが。うん、まぁそうでしょう。8節を終了して勝ち星がひとつじゃね、優勝を狙うクラブとしては話にならない数字です。

静岡スタジアムエコパでホームジャックする浦和サポーター
▲静岡スタジアムエコパでホームジャックする浦和サポーター
静岡スタジアムエコパアウェー側ゴール裏を埋め尽くした浦和レッズサポーター
▲エコパアウェー側ゴール裏を埋め尽くした浦和レッズサポーター

 とはいうものの、内容は磐田を圧倒とまではいかないけどチャンスは数々作れていたし何よりドローだったけど面白い試合だった。試合終了後、サポーターに挨拶に来た選手たちにはいつもの「ウラ~ワレッズ!」の暖かく激しい声援が飛んでいた。「結果は納得いかねえからブーイングだけども、なかなか面白い試合ではあったぞ~!次は絶対勝ってくれよ!」ってな感じでしょうか?次節・名古屋も相性の悪い相手ではありますが、今期唯一勝っているのがやっぱり相性の悪いFC東京、ここはいっちょ勝ってもらって乗っていってもらいたいものです。収穫だったのは永井とエメとFWが得点したこと。そしてその得点がふたりとも素晴らしかったこと。達也もチャンスには絡んでいたしあとは結果かな。次節も応援に行きますよ!

静岡つま恋
つま恋の中の温泉施設

 試合が終わっての帰り道、エコパの裏のお山に登り車へ、この日3万を超える観客が訪れた静岡スタジアムエコパ周辺は大混雑、なかなかエコパ周辺から抜け出せなかった。途中、食事をしてこの日の宿、掛川市のハマハリゾートつま恋に着いたのは23時を回っていました。試合は面白かったけどそれにしても疲れた…。今回も金を持っていない貧乏人のくせにせっかくのGW、たまには贅沢に観戦旅行してみたいと高級旅館・ホテルに格安で泊まれる一休COMを利用させてもらいました。ちょっと高いホテルでもやっぱり数十パーセントOFFならオイラにだって泊まれる。

 翌朝、せっかくの観戦旅行、観光も楽しまないと。今回泊まったハマハリゾートつま恋は55万坪を誇る自然溢れる広大なリゾートホテルです。敷地内には温泉やレストランはもちろんのこと、ウォーイングコース、プール、アーチェリー場、サイクリング、ゴルフショートコース、テニスコートなどなどとこの敷地内だけでも充分楽しめるレジャースポットです。スポーツを楽しむ家族連れ、敷地内でゴーカートを楽しむちびっ子などがたくさんみられました。このリゾートをもうちょっと楽しまなきゃもったいない気もしましたが温泉にだけつかって観光に出ることにしました。向かう先は静岡スタジアムエコパ!って昨日行ったじゃねえかって?またそれでも行くんだよ!さかじゃんなめんなよってね。試合後のスタジアムって整備していたりなんかしてピッチまで行けちゃったりすることが多いんですよ。昨日は夜、キックオフも過ぎてからスタジアムに着いたわけで、スタジアムに行こうっ!なんてサイトを作っている僕としては初スタジアムを楽しめなかったわけです。もう一回、じっくりワールドカップの会場を楽しまないとね。

青空と静岡スタジアムエコパ
▲青空と静岡スタジアムエコパ
静岡スタジアムエコパの日韓ワールドカップ記念碑
▲静岡スタジアムエコパのワールドカップ記念碑
静岡スタジアムエコパピッチ上から
▲静岡スタジアムエコパピッチ上から
静岡スタジアムエコパバックスタンドを見上げる
▲静岡スタジアムエコパバックスタンドを見上げる

 静岡スタジアムエコパに着くと暖かい陽気、晴天の空に美しい屋根、ああやっぱり来てよかった!職場の同僚・上司に
やす「静岡までサッカー観に行ってきました」
上司「お前も好きだね~ホントに、で観光にはどこに行ったの?」
やす「はい静岡スタジアムエコパに行ってきました」
上司「は?・・・。」(こいつ頭おかしい・・・)
って感じになること必至ですけどそれでも関係ねえなぁ、2日連続のエコパ観光、実に有意義でした。エコパ周辺をうろうろしているとほらね、やっぱりピッチの芝の手入れ、スタンドの清掃と係員がいろいろやっている。で、ピッチまでの入場門がほらね開いている。そりゃね係員さんにちゃんと断ってから入らなきゃいけないんですけどね、ふらふらぁ~っとスタジアムの中へ。素晴らしいね!晴天の空に緑の芝、白い屋根に5万人収容の観客席、ここで2002年ブラジルとイングランドがやったんだね、ベッカムがこのコーナーで蹴ったんだね~!あぁスタジアムに行こうっ!のネタが次々に浮かんでくるぜ!ってなもんでデジカメでパシャパシャやってエコパの中を徘徊、ああ最高!これぞ休みの正しい使い方だ。だんだん調子に乗ってきて我が子をピッチに寝かせて遊んでいるとさすがに係員さんに注意されてしまいました。
係員さん「ちょっとごめん、芝の上は簡便して、整備中ですから」
やす「すみません。うっかり調子にのってしまいました」

静岡スタジアムエコパのピッチでお昼寝です
▲静岡スタジアムエコパのピッチでお昼寝です
ジュビロ磐田対浦和レッズ
▲ジュビロ磐田対浦和レッズ

 この係員のおっさん、エコパの関係者のちょっと立場のある方のようで、これがまたなかなかいい人で、昨日の浦和戦のために東京からやってきて今日もこうしてスタジアム見たさにやってきたと言ったら、実に丁寧に静岡スタジアムエコパ観光ガイドをしてくれました。おっちゃんの話によると昨日の磐田対浦和はエコパ始まって以来の厳戒態勢の中行われたんだそうです。これまでは入場の際にはホーム、アウェイ側観客はそれなりに分かれて入場させますが、試合が始まってしばらくたてばホーム、アウェイの行き来は自由になっていたそうです。ところが昨日は入場の段階はもちろんのこと試合が終了するまで両サポーターを接触させないよう警備がされていたんだそうです。これは相手が浦和だからと言うのもいくらかあったそうですが、何より先日の柏サポーターが起こした暴力事件が理由だそうで、Jリーグの方から各スタジアム、クラブに「もう2度とあんなことを起こさないように」とキツイご指導があったそうです。なるほど!だから昨日係員があんなにピリピリしていたんだね。こんなお話を聞かせてもらった上に普段、観客は入場できない選手入場口まで案内してくれて、そこには昨日の磐田と浦和のフラッグ、選手のサインが入ってさっそく飾ってありました。W杯の記念写真やらボールなどなどちょっとしプチサッカーミュージアムでした。パンフレットやらその他資料までも頂いていやいやおっちゃん勝手に入って徘徊していた不届き者にこんなにも親切にしていただきまして本当にありがとうございました。

 エコパに実に2時間近く滞在してしました。あったかく広いスタジアム周辺は散歩やキャッチボールをするにも最適でちらほら遊びに来ている家族連れの姿もありました。エコパ観光を終えると東京への帰路、今回のこの観戦旅行、まさしくエコパにしか行かなかった。「どこ行ってきたの?」「エコパのみ!エコパオンリー!」でございます。たまにはこんな観戦旅行もいかがでしょうか?さかじゃんの方たちならちょっとはおもろそうだって思ってくれるでしょ?


RSS&ソーシャルブックマーク

このページの関連リンク

静岡スタジアムエコパ徹底ガイド

迷球魂 ジュビロ磐田対浦和レッズ(静岡スタジアムエコパ)

最新記事

コンテンツ
バックナンバー

スタジアムに行こうっ!アウェー遠征記静岡遠征 ジュビロ磐田対浦和レッズ(静岡スタジアムエコパ)