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スタジアムに行こうっ!アウェー遠征記新潟遠征 キリン杯2005 日本代表対ペルー代表(新潟スタジアムビックスワン)

はるばる今度は新潟スタジアム・ビックスワンまで日本代表観戦
キリンカップサッカー2005
日本代表対ペルー代表
2005.5.22 新潟スタジアムビックスワン

新潟スタジアムビックスワン
▲新潟スタジアムビックスワン
日本代表サポーターで埋まった新潟スタジアムビックスワン
▲日本代表サポーターで埋まった新潟スタジアムビックスワン

 毎年恒例の日本代表強化のための親善試合、キリンカップサッカーです。国際Aマッチとはいえ、ここ数年、親善試合色が濃いものでした。しかし今年は違う。ワールドカップ最終予選を控えて、日本はもちろん、ペルーもUAEもW杯のためのテストマッチ、そして国際Aマッチ、これは本番なのです。1次予選から最終予選とけっしてデキはよくないものの、それでも勝ち点をどうにか獲っている日本代表、北朝鮮、バーレーンとのアウェイ2連戦に向けて、このキリンカップの意味は大きい。

 ってことで、今回のスタジアム巡ってぶらり旅は新潟スタジアム・ビックスワンとなりました。今回のキリンカップサッカー2005はワールドカップ最終予選の調整を兼ねた試合だってのにあんまり人気がなかったのか?チケットは簡単にGETできました。ぴあ会員専用電話で10分ちょっとでつながったかな。今回は遠征ってこともあり、また家族での観戦もありカテゴリー2、指定席の観戦にしました。

 21日、中央道、長野道、上信越道と乗り継いで新潟県へ。この日は親戚いる上越に泊まりました。新潟市のある下越までは大分あるんですけどね。上越市には全然有名じゃないと思うんですけど鵜の浜温泉って温泉があるんですね。ここの温泉がなかなか個性的で、茶色のお湯に塩分が溶け込んでいるんです。海の近くの温泉もあってか海水みたいな味のする温泉です。肌がすごくすべすべする気持ちいい温泉です。この日は鵜の浜温泉につかってビールを飲んでおしまい、明日に備えました。

新潟スタジアムビックスワン駐車場
▲新潟スタジアムビックスワン駐車場
キリンカップサッカー2005 Go for 2006!
▲キリンカップサッカー2005 Go for 2006!

 22日、僕の伯父、叔母もともに新潟スタジアム・ビックスワンへ。このご夫婦、2001年叔母と共に新潟観戦したのをきっかけに、ここ数年ですっかりアルビレックス新潟に魅せられ、近所のアルビ仲間としょちゅう観戦に行くようになっていました。上越から新潟市に向けてひた走る北陸自動車道、車には当然のようにアルビのフラッグが飾られ、リアにはアルビのステッカーが貼ってある、車内で初老のおやじは語る。「浦和レッズもそりゃ素晴らしいけど、観戦に行って金を使うなら新潟じゃないとな」で、叔母も語る「アルビの試合の日には、もう2日くらい前からドキドキしちゃってね~、勝ったら帰り道に寄り道して祝杯をあげるのよ」Jリーグ関係者が聞いたら泣いて喜びそうなことを連呼していました。新潟県民が新潟のクラブをせっせせっせと応援して、喜怒哀楽している。新潟って土地、クラブ、未来が明るいですね。

新潟スタジアムビックスワン前の広場
▲新潟スタジアムビックスワン前の広場
新潟スタジアムビックスワンと日本代表サポーター
▲新潟スタジアムビックスワンと日本代表サポーター

 北陸道を走ること1時間ちょっと、新潟県ってホント南北に長い。11時30分頃でしょうか、新潟スタジアム・ビックスワンが見えてきた。最寄のインターチェンジ、新潟中央は大渋滞。スイスイの高速道路なのにインターチェンジ手前から車が列をなしている。「こりゃすげえや、アルビの試合でもこんなことになったことないのに…」やっぱり日本代表戦、全国各地からやってきた日本サポーターたちによる渋滞だったのでしょうか?料金支払いに並んでいる僕らの横をETC搭載者がスイーっと抜けていくのがうらめしかった。さらに駐車場、新潟スタジアム・ビックスワンの駐車場は事前販売のみで、それでも次々にビックスワン駐車場に車が入っていく。大型駐車場には車が溢れていました。新潟スタジアム・ビックスワン周辺広場にはご覧の風景、実に親子連れが多い。お母さんが作ってきたのでしょう、お弁当を広げてみんなでワイワイ食事をしている。お父さんもビールだけは買ってきてグイってやっている。また外でお弁当広げて食べると美味しいんですよね。僕らも持ってきた弁当を広げて腹ごしらえ。

 12時半過ぎに新潟スタジアム・ビックスワンに入場。もうすでに選手たちがピッチに出てウォーミングアップをしていました。いい天気に暖かい陽気、ピッチの緑が実に映えて写る。ビックスワンの翼、白く美しい屋根が美しい。2001年のJ2観戦も2002年のワールドカップ観戦の時も夜のゲームでした。昼間の新潟スタジアム・ビックスワンははじめて。あらためて実にキレイなスタジアムです。

新潟スタジアムビックスワンに入場する日本サポーターたち
▲新潟スタジアムビックスワンに入場する日本サポーターたち
新潟スタジアムビックスワンホームゴール裏
▲新潟スタジアムビックスワンホームゴール裏

 13時選手紹介、選手入場でスタジアムのボルテージは最高潮に高まる。でも正直、まだまだ関東の代表戦に比べるとテンションが低い感じがしますね。新潟の人たちは代表戦慣れしていないし、何よりクラブが面白い。きっと地元の人は「スタジアムの雰囲気はアルビのホームゲームの時の方が面白いなぁ」なんて思ったことじゃないかと思います。日本代表にアルビの選手がひとりふたり選ばれていたらきっと全然違うと思うんですけどね。国歌斉唱は尾崎紀世彦さん、渋い!やっぱり国歌斉唱で国際試合の臭いが高まりますね。

君が代を歌う日本代表サポーターたち
▲君が代を歌う日本代表サポーターたち
新潟スタジアムビックスワンに広げられた日の丸
▲新潟スタジアムビックスワンに広げられた日の丸
熱い応援の日本代表サポーター
▲熱い応援の日本代表サポーター

 さてと、試合の話。ペルー代表はアウェイらしく引いて守る布陣。日本はわりとボールを持たせてもらっている感じで、ボール試合率は日本。それでもペルーは中盤からガツガツ奪いに来ていてカウンターばかり警戒していればいいってもんじゃなかった。日本はボールを支配するも攻め手を欠く展開。前半は日本もペルーも見せ場なく終了。0-0、どちらも大切な親善試合とあって得点するより失点しない試合運び、リスクを犯さないサッカーに正直、退屈でした。後半になって日本がいくらかアグレッシブに攻めだすも決定機は作れない。そんな中、ポロリとこぼれるとペルー代表が一気に攻めに出る。カウンターで決定機を演出していたのはむしろペルー、川口のセーブ、三浦淳のゴールの中からかき出したディフェンスがなかったらもっと失点していたに違いない。後半に入り交代出場した大黒、稲本が入ってからは日本は小気味いい動きを見せる、…がゴールは遠い。日本代表でよかったのはこの日、右サイドに入った三浦、サイドをえぐって駆け上がるシーンも多かったし、動かない展開にミドルから思い切って打ったシュートもよかった。稲本も久々に見ましたが思い切りいい飛び出しもありなかなか。まぁ目立たないけど稲本が気持ちよく飛び出せたのは遠藤の仕事があるからなのでしょう。遠藤もよかったですがもうちょっと遠巻きからの得意のミドルが見たかった。デキが悪かったのは小笠原、パスの制度も悪かったし、チャンスを演出できる機会はほとんどなし。中村やここんところいいとこなしですがヒデが代表に選べれたら出番があるのかな?後半、ペルー代表は、さすがにホームとあって点を獲りに来た日本代表をここぞとばかりに一蹴、終わってみればペルーの思惑通りの試合だったのかもしれない。後半ロスタイム、日本代表の一瞬のスキをついてカインター一閃、見事な画に書いたようなカウンター、0-1、失点の後、日本の敗戦を告げるホイッスルが鳴り響いた。坪井が最後までついていたけど一歩及ばず。久しぶりの代表戦、坪井には苦い結果になりました。

 この日、試合終了後に東京にトンボ帰りして、明日は朝早くから仕事、ロスタイムに入るちょっと前に新潟スタジアム・ビックスワンを出たんですね。駐車場に向って歩いていたらため息交じりの声援がこぼれた。「ひょっとしてロスタイムで失点したのか?」「また決定機をはずしたのか?」高い金払って試合を観に行ったってのに決勝点を見ることなくスタジアムを後にしました…。日本代表としては最終予選に向けて不安と課題を残しまくる内容でした。内容も結果も悪かった、大丈夫かな?帰り道、また上越を経て上信越道経由で東京へ、途中休憩した姨捨SAでペルーサポーターたちの乗るワンボックスを見かけました。はるばる観戦しても最後の最後にカウンター一閃、痛快な内容だよなぁ。こちとらせっかく新潟まで来たのに敗戦か…。悔しいもんだからカニを買って帰りましたよ。カニでビールをいっぱい飲んでやる。キリン杯は27日国立でUAE戦を残している。日本代表は今日の反省を生かして勝てるかに?


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