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スタジアムに行こうっ!アウェー遠征記ヴァンフォーレ甲府対ジュビロ磐田

夏休み最後のアウェー遠征
ヴァンフォーレ甲府対ジュビロ磐田
小瀬スポーツ公園陸上競技場 2006.8.25,26

甲府市遊亀遊園地 みなしごハッチの水のみ場
▲甲府市遊亀遊園地 みなしごハッチの水のみ場
印傳屋のレトロでおしゃれな鹿皮グッツ
▲印傳屋のレトロでおしゃれな鹿皮グッツ

 夏休みもいつの間にかもう終盤です。と言っても我が家には学校に行っているような子どももいませんので全然関係ない話なのですが。いつものようにちょっとした連休が取れたので遠征です。大阪のC大阪対浦和、または静岡での清水対FC東京、どちらかの遠征を考えていたのですが、どちらもけっこう遠い。我が家からは中央高速が大変使いやすいので急遽、小瀬スポーツ公園陸上競技場へのアウェー遠征をすることとしました。チケットもネットオークションを活用してS席を3000円の席2200円とまぁ安く購入できました。

 25日の午前中に東京を出発、お昼前には甲府に到着できました。昼食後にまず向かった先が甲府市遊亀公園動物園です。こちらはなんでも日本でも4番目に古いと言う動物園だそうで、甲府駅からすぐの町中にある小さな動物園です。甲府旅行に行くからと買ってきた観光雑誌にでも出ていないようなマイナー観光スポットです。…雑誌買った意味ないじゃん。この遊亀公園動物園、ぞう、トラ、ライオン、レッサーパンダなどなど主要な動物を見学することができ連れて行った子どもは大変喜んでいたのですが、何より驚いてしまったのが、動物園なのに人間がまったくいなかったことです。この日は金曜日とはいえまだ夏休み時期、親子連れがいるのだろうと思っていたのですが、入園してから約1時間、僕たち以外の家族の姿はまったく見られず。入園料も大人で310円、子どもはなんと30円だって言うんだからとてもじゃないけど採算が採れているとは思えません…。感激したのは子どものための小さな小さな遊園地にあったみなしごハッチの水のみ場、今の子どもは絶対に知らないであろうこの年季の入った水のみ場、僕たちの世代には感動ものでした。(みなしごハッチは再放送で見ました、リアルタイムで見ていたほどの年齢ではありません)

笛吹市でぶどう狩り
▲笛吹市でぶどう狩り
笛吹川フルーツ公園 実は夜景の名所です
▲笛吹川フルーツ公園 実は夜景の名所です

 僕は旅行に行ってあくせくするのが大嫌いです。旅行は休みに行くもの、あちこち行かずとっとと宿に行って温泉に遣ってだらだら休みを楽しみたい。動物園の後、そのまま宿に直行したかったのですがうっかり寄り道することに。なんでも鹿の皮を使ったレトロな小物を販売している印傳屋っていうお店に立ち寄ることに。それでも行ってみるとレトロ好きな僕にはツボの小物が並んでいる。うっかり携帯ストラップとペンケースを買ってしまいました。レトロで気に入って買ってきたのですが、帰ってきてからネットで調べてみたらオリジナルワールドカップ別注柄のストラップなんてのがあってちょっと後悔…。遊亀動物園で使ったお金の数十倍も使ってしまいました。つうか遊亀動物園が安すぎ。

ヴァンフォーレ甲府サポーター コセスポーツ公園陸上競技場ホームゴール裏
▲ヴァンフォーレ甲府サポーターたち
ジュビロ磐田サポーターたち 小瀬スポーツ公園陸上競技場アウェーゴール裏
▲ジュビロ磐田サポーターたち
小瀬スポーツ公園陸上競技場メインスタンド
▲小瀬スポーツ公園陸上競技場メインスタンド

 今日はこれでおしまいです。あくせくあちこち行くのはこの暑さじゃ疲れてしまいます。さあ宿でゆっくりしよう。この日の宿泊先は石和温泉郷にあるホテル花京です。今年の1月にJがある町を観光しようと甲府を訪れた際に泊まったホテルから本当にすぐそばのホテルでした。今回もトクートラベルを使ってけっこう割引で泊まれましたよ。お風呂はもちろん温泉でマッサージ器が充実していて大満足でした。風呂に浸かってマッサージまた風呂と実にゆっくりまったり、やっぱり旅行するならこうじゃないと。

 26日はチェックアウトまで実にゆっくりしてぶどう狩りをして、笛吹川フルーツ公園などをふらふら、で、やっとこ小瀬スポーツ公園陸上競技場へ。この日のキックオフは18時30分、甲府周辺でぶらぶら遊んでいたらキックオフ直前にスタジアムに到着ってことになってしまいました。小瀬にはすでにたくさんの甲府サポーターたちが来ていて驚き。僕が今回購入したS席、メインスタンドはほぼ満員、バックスタンドもホーム側ゴール裏もほぼ満員でした。少し空席が見えたのはアウェー側ゴール裏のみ。この日の観客は14000人を超えたのですからそのはずです。甲府はまさに地元密着、つうか地元しか眼中にないって雰囲気が充満していてめちゃめちゃ高感度の高いホームの雰囲気でした。

 試合は前半は完全に磐田のペース、最近元気がない磐田ですが、数年前まで鹿島と共に名門とはまさに磐田でした。この日も前線には前田、中盤に西や福西、ディフェンスは田中、でキーパーには川口、元代表、現代表と知っている選手ばかりです。それに引き換え甲府には知っている選手が全然いない…。前半のゲーム運びもジュビロが1つ2つ上回りました。前半は福西の3列目からの見事な飛び出しで0-1と磐田のリードで折り返す。この福西の得点、まさにトルシエ、ジーコと二人の代表監督から絶対の信頼を寄せられていた福西の大きな魅力のプレーでした。たまに中盤の底から思い切って上げって決めてみせる。オシムは呼ばないでしょうか?福西はまたぜひとも代表でプレーしてもらいたいものです。

 後半からは甲府がホームの声援を受けてか生き返る。中盤から細かいパスをつないで何度も磐田ゴールを脅かす。甲府がこの大声援の中、絶対負けられないっていう気迫のこもったプレーを連発する。さらに磐田、特に後半20分過ぎくらいから甲府にいいようにやられるシーンが目立つ。甲府の頑張りが実を結んだのは後半35分、左サイドからのクロスボールは飛び込んだ山崎の頭にドンピシャリ!まさに教科書のようなゴール、さすがの川口も動けず。しかしそもそも山崎がドフリーで飛び出していたのだから磐田のDF陣、この時間帯には足が止まっていていた。終了間際にいたってはもうぼろぼろ、甲府はこの得点で勢いづいて果敢に攻める攻める。1-1のドローでしたが詰め掛けたサポーターは十分楽しめたのではないでしょうか。ホームですから勝ち点3がそれはほしかったでしょうが、あれだけ有名選手を要する磐田から勝ち点1を挙げたのですからたいしたものです。

ヴァンフォーレ甲府のビックフラッグ 2006.8.26 ヴァンフォーレ甲府対ジュビロ磐田 小瀬スポーツ公園陸上競技場にて

 この日も小さな子どもを連れての観戦ですし、アウェー遠征帰りにスィーっと帰るために山崎のゴール直後にスタジアムを後にしました。スタジアム帰りのサポーターの波に飲まれなければすぐに車に乗って高速道路に、20時30分頃、試合終了の時間には車に乗って22時頃には東京に帰れました。遠征と言っても甲府なら関東のちょっと遠いスタジアムよりよっぽど近いです。


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