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関越道、北陸道、中央道と甲信越を一回り新潟遠征
２００７年Ｊリーグ第６節
アルビレックス新潟対ガンバ大阪
東北電力ビックスワンスタジアム 2007.4.13～15

▲水上温泉にて

▲東北電力ビックスワンスタジアムバックスタンド中央

　ここ半年仕事がたいへんかさみまして遠征も旅行もできませんでした。年度もかわり仕事もひと段落、大好きなサッカー観戦、そして温泉、そして旅行、全部ひっくるめてやろうじゃないかと言うことで、急遽サッカー観戦遠征旅行を企画しました。今回は関越自動車道、北陸道を経て中央道で東京に帰ってくる甲信越を一回りする順路にしました。１４日に東北電力ビックスワンスタジアムでの観戦をはさむ遠征旅行です。

　１３日、東京を出発、関越自動車道所沢ＩＣからいざ群馬県水上温泉へ。この日はただ温泉に行くだけ、観光などはいっさいしないでホテルに直行、ゆっくりまったりと温泉に浸かり食事を楽しむこととしました。休日は休むものですから。この日のお宿はゆこゆこネットで予約した水上ホテル聚楽です。温泉も最高でしたがここは食事もオススメです。珍しく朝食とさらに夕食もバイキングなのです。今回は小さな子どもも連れての旅行だったのでバイキングはとても楽しかったようで小さなお子さん連れの方にもオススメです。また夕食後のイベントでもちつき大会があり、つきたてのお餅も振舞ってもらいました。これをつまみにビールも進みこの日は朝までぐっすり。

　１４日、チェックアウトギリギリまでだらだらして新潟へ。小さな子ども連れのサッカー観戦もあり途中何度もサービスエリアで休憩を入れてもキックオフ１時間前には東北電力ビックスワンスタジアムに到着しました。この日のチケットは東北電力ビックスワンスタジアムのバックスタンド２階席のかなり広い範囲を網羅しているＥ自由席です。ゴール裏のサポーター席と同じ値段の２千円。人気のアルビですがまたシーズンも始まったばかり、対ガンバ大阪の好カードですがそれでも完売はしないカードです。ネットオークションで格安で落札を狙いました。この日のチケットはペアで１７００円ほど、半額以下でＪリーグ観戦です。１時間前にスタジアムに入りましたがバックスタンドの中央、相当の良席での観戦となりました。

　完売はないだろうと踏んでいたこのカードでしたが、それでもやっぱり人気のアルビ、東北電力ビックスワンスタジアムはご覧のようにアルビカラーのオレンジに染まりました。この日、入場する際にもらえたのはオレンジの手ぬぐい、レトロのプレゼントがにくい。選手入場の際にはオレンジ手ぬぐいが掲げられ盛り上げる。この日の新潟はあいにくの曇り空、試合が開始されてからは雨も降り始めさらに吹き荒れる強風、屋根のある東北電力ビックスワンスタジアムなのに雨が吹き込んでくる観戦にはちょっと辛い天候でした。

　試合は思ったとおりの展開、ここまで負けのないガンバ大阪がアルビレックス新潟を攻め立てる展開。ホームの大声援を受けてのアルビレックス新潟ですが、２００５年は優勝、２００６年は３位とここ数年常に安定した成績を残している強豪ガンバ大阪相手に引いてしっかり守るのは当然の展開でしょう。ガンバ大阪の攻撃にひやりのシーンもありましたがそれでもアルビレックス新潟ＤＦ陣が踏ん張り得点を許さない。均衡が崩れたのは前半終了間近の４３分、右サイドを深くえぐった加地からのクロスに反応したのは遠藤、０－１とリードを許す。実力差が見えたかと思われたのもつかの間、オレンジに染め上がったホームでアルビレックス新潟も維持を見せる。前半ロスタイム、シルビーニョが得点！すぐに試合を振り出しにもどす。１－１、展開的には苦しんだ新潟だがこの得点は大きい、モチベーション的には最高の同点ゴールだっただろう。

　後半に入ってもガンバ大阪優位の構図は変わらない。ホーム新潟が耐えてしのいでたまに見せるカウンターにホームサポーターたちが沸く展開。それでも本当によく新潟ＤＦが守っていた。数少ないチャンスをものにしたのはホームの大声援を見方にした新潟だった。日本代表にも選ばれた矢野の逆転ゴールが決まり２－１、アルビレックス新潟が東北電力ビックスワンスタジアムに怒涛の大声援が沸き起こる。アルビサポーターからしてみればひやひやの試合だったでしょうが２－１、結局苦しみながらもものにしてしまったのは素晴らしい。ガンバ大阪のこれまでの安定を考えれば金星でしょう。アルビレックス新潟が３連勝、ガンバ大阪に今シーズン初めての土をつけた。これで明日、我が浦和レッズが首位柏レイソルに勝てば単独首位に躍り出る可能性が出てきました。そういった意味でもよくぞアルビやってくれた！

　試合終了後はすぐに宿へ。この日のお宿は東北電力ビックスワンスタジアムを湖の先に見る割烹の宿湖畔です。このお宿はじゃらんnetで予約しましたが個室に夕食を用意してもらえやっぱり小さな子どもがいるのでそこは良かったです。お風呂は温泉ではないので温泉好きの僕としてはちょっと不満足でしたが。東北電力ビックスワンスタジアムへの遠征観戦で、ゆっくり夕食を楽しみたいと言う方には本当近いしオススメです。翌朝には宿からすぐの湖畔を散歩、ご覧のように東北電力ビックスワンスタジアムが湖に浮いているように見える場所です。この日はまだ桜が咲いていてご覧のように桜と湖とビックスワンの見える中のお散歩はなかなか贅沢な気分にさせてくれました。

　１５日はただ東京に帰るだけ、上越方面を回って途中途中たびたびの休憩を挟み東京へと帰りました。本当休みってあっという間に終わってしまう。久しぶりの家族旅行、今回はただ旅行と思ったのですが、計画の段階で必ず調べてしまう地方のＪリーグ、今回もまんまとサッカー観戦旅行となりました。ただ、大好きなサッカー観戦と温泉旅行のコラボ、僕にとってはこれ以上の贅沢な休日の過ごし方ないんですよね。たまにはこんな遠征旅行いかがでしょうか？

・東北電力ビックスワンスタジアム徹底ガイド

・迷球魂　アルビレックス新潟対ガンバ大阪

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