シドニーオリンピック２０００アジア最終予選グループＣ
Ｕ−２２日本代表対Ｕ−２２タイ代表
1999.10.17

　平成11年10月17日、ついに最終予選です。僕らおちサークルは８人で観戦、最終予選だけにみんなで行きたかったのですが、僕らの組織力をもってしてもたった８枚しか取れませんでした。…なんか小人数だと男ばっかな気が…。今のオリンピック代表の人気はすごいんです。フル代表は、半分しか埋まりませんけど…。

　この日、僕らは始発で朝の６時くらいから並び始めたのですが、さすが最終予選、サポーターの気合いが違いました。６時ではもうたくさんのサポーターが並んでいて、スポーツ新聞によると徹夜組は１０００人、気合いが足らなかった…。

　キックオフには国立競技場は超満員、５４６７８人ものサポーターが集まりました。最終予選初戦、アウェイでカザフスタンに２−０で勝ち、さいさきのよいスタートをきった日本代表。しかしこの試合、不振のエース柳沢敦は代表から外され、司令塔の小野伸二が負傷で長期離脱。カザフスタン戦１得点、１アシストと大活躍した中田英寿も帰国できませんでした。　前半、タイは５人ものＤＦを投入して徹底的に引いて守り、日本は得点する事ができませんでした。

　しかし、今のオリンピック代表がこのまま終わるわけがありません、後半から福田に代わって登場した平瀬が大爆発！！まず３分、遠藤の左ＣＫからのボールを中央から平瀬が頭で押し込んで先制。９分には左からドリブルで切り込んだ本山が折り返したボールを左足ダイレクトで蹴り込んだ。これは上手かった！！その４分後には中村のロングボールに追い付いて左に流れ、相手２人を引き付けて中央に走り込んだ高原に低い弾道のクロスを送って３点目を演出しました。この３点目、ホントすごかったのは俊輔！平瀬への約４０メートルのパスは、黄金の左足から。平瀬の速い動き出しに合わせて、ボールの勢いを殺さず、なおかつピタリと止まるよう逆回転をかけていた。カザフスタン戦ではＦＷが得点できなかったのですが、この試合、点取り屋が得点してくれました。

　たった10分で３得点、今の若い代表の攻撃力を象徴するような試合でした。結果は３−１と日本の勝利、ただ残念なのは１失点、この日いい動きを見せていた本山ですが、中田浩二への不用意なバックパスを相手に奪われ、ゴールを決められました。ですがこの日、日本が奪った３点は、コーナーキックからも含め、すべて左サイドを起点として生み出されました。 本山はすごくよかった。

　この試合で日本の勝ち点は６。日本は、11月６日のカザフスタン戦と11月13日のタイ戦の残り２試合で勝ち点２以上を奪うことができれば、自力で五輪出場権を獲得できることになりました。もし30日のタイ―カザフスタン戦が引き分けなら、日本の２大会連続の五輪出場が決まります。30日の一戦が引き分けにならない場合、１１月６日のカザフスタン戦に勝てば決定するということになりました。そりゃあ、日本のシドニー行きが早く決まれば嬉しいけどねぇ、30日が消化試合じゃ面白くないっ！やっぱり国立で、僕らの目の前で、勝利で、シドニー行きを決めて欲しい！！11月6日、行こうよ！歴史見にさぁ！！でもやっぱりチケット８枚しかないんだよね〜〜…。 （やす）

　いやー国立埋まってますねー。はいはい今日は、うっかり五輪最終予選でした。試合内容とかは、やすくんにおまかせしましょう。タイって強いのか？知ってる人いる？そんなレベルの相手ということなのかなぁ〜？国立は、うっかり女子高生がやたらとピーピーうるさいです。中田浩二、本山、平瀬あたりが人気みたいですね。おいおい俊輔は？んんぅ〜中村俊輔ルックス向上委員会なんてのもファンの間ではあるので、女子高生には、いまいちなようで…。タイ戦？だから、うっかりメンバーも中心選手も知らないって！！うっかりそんなのに負けないよ！！うっかり昔のA代表じゃないんだから。それにしてもオリンピック日本代表の爆発力！！平瀬が大活躍！！素晴らしかったっ！！カザフスタン戦でシドニー行きが決まってほしいから、タイでもカザフでもいいや、そっちか勝ってね！！うっかり引き分けは嫌…。（タカ）