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スタジアムに行こうっ!観戦日記2001コンフェデ杯 日本代表対オーストラリア代表
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コンフェデレーションズカップ2001
日本代表対オーストラリア代表
2001.6.7 横浜国際総合競技場

日本代表対オーストラリア代表 行ってきましたよ、コンフェデレーションズカップ準決勝。キックオフは17時って、なんか早かったんで16時くらいに新横浜駅に着きました。すると、何かいつもとは違う雰囲気。なんか競技場への案内図の看板を持った係員がいっぱい。「国際試合にて入場規制があるます!」とかなんとか言っている。今回のコンフェデカップはW杯の予行練習ともいえる。横浜国際はいつものように、中での自由な行き来は禁止されていました。東西南北それぞれのゲートの入り口から入ったら、往来はできないとのこと。そのための看板、係員だったみたいです。なんかW杯に向けてちゃくちゃくと進んでいるなぁ。競技場に着くと、なんかまだチケットの販売がありました。残念ながらこの日の観客数は5万弱・・、1万8千枚ものチケットが余ってしまったそうです。

 この日、試合開始とともにものすごい雷雨となりました。横浜はホントとにかくすごかったです。歓声にまじって雨音が聞こえてくる。ピッチはびしゃびしゃになりました。雨っていえば、記憶に新しいのが3月のハッサンU世杯対フランス、0−5で完敗したあの試合です。なんとなく嫌な感じがしてしまったのは僕だけだったでしょうか?。ものすごいドシャブリでしたが、それでも雨音が聞こえるっていうのはおかしいと思いませんか?そうなんです、この日、残念ながら応援がなんかイマイチだったんです。っていうのも、僕らはいつものとおり、ホームのゴール裏だったんだったんですが、いつもなら朝から並んだ元気なサポーターばっかりの場所。しかし今回は全席指定。。ゴール裏も座って観戦するサポーターが多く、いつもの元気はありませんでした…。雨音が聞こえちゃダメだよね〜?

 この試合、やっぱり中田だった。前半43分、鈴木が得たFK、ゴール前21メートル地点。カナダ戦では「口じゃんけん」で小野に譲ったが、この日はヒデが振りぬいた!水を含んで重たくなったボールは6枚のカベの左から2人目と3人目のわずかなすき間をすり抜けた。GKは反応できない、カバーに入っていたDFの足を豪快にはじいてゴールネットを揺らしたっ!!これが決勝点となった!!ずぶぬれのヒデが両手でガッツポーズ!!この日はじめてキャプテンマークをつけたヒデの笑顔が印象的だった。思い出してみれば、3月のフランス戦も、雨で戸惑うイレブンの中、ヒデだけは、フランスと渡りあっていた。セリエAのデビュー戦、対ユベントスで2得点の鮮烈なるデビューを飾ったのも雨の日だった。名波との対ベネチア、セリエA初の日本人対決、2得点に絡んだあの日もドシャブリだった。雨の中、ヒデはまたやってくれた!!

選手入場 この日。痛かったのがフラット3の中央、森岡のリタイアだった。前半15分に打撲、ピッチ脇で応急処置を受けたが、痛みが引かず同22分に上村と交代した。早い時間に貴重な交代枠を切ってしまった。 さらに痛かったのが、1−0で折り返した後半11分、鈴木の一発退場処分。僕のところからでは何があったのかさっぱりでしたが…。なんでも、相手にボールのない場所でラフプレーを行ったとのこと。レッドカードが提示された…。2人は前半42分にもやり合い、その時は鈴木がヒジ打ちを受け、中田の決勝ゴールにつながるFKを得ている。この時間帯で、1人退場。。日本には大きな戦力ダウンだった。さらにさらに痛かったのが、後半35分から途中出場した森島。44分の決定機を外す。絶妙のクロスにヘディングで合わせたが、ボールは地面でバウンドしてゴールの上へ。 これは痛かったぁ!ホントおしかった。。

 そんな中でも、この日もどうにか無失点終えた日本。これで4試合連続の完封になる。大雨、声も通らず、視界も最悪の中、それでも川口は日本のゴールを守り抜いた。日本の9本に対し、17本のシュートをはじき返した。川口はもちろん、鈴木が抜けて10人となった中でも守り抜いた日本DF陣はよくやったといえよう。これで川口の国際Aマッチでの完封試合は通算19試合目となったとのこと。松永成立を抜き、単独トップに立った。

応援するサポーター 試合終了のホイッスル。日本の決勝進出が決定した!!トルシエ監督はダバディー通訳に飛びついた。スーツはもちろんびしゃびしゃだった。FIFAの世界大会の決勝に、トルシエ監督が日本A代表を初めて導いた。99年、日本ユース代表を世界の決勝に導いてから約2年。「若い世代でしか結果が残せない」などなどいくつもの批判を乗り越えて、トルシエがついにA代表で初の快挙をなしとげた。

 さぁ、日本代表が決勝進出を決めたぁ!!気になるのは対戦相手。フランスが、決勝で再び日本の挑戦を受けて立つこととなった。98年W杯、決勝以来、ブラジルと激突したフランスは、2―1と快勝。絶対的な存在感と安定感で決勝、横浜で日本に立ちふさがる。3月のリベンジのチャンスがこんなにも早くめぐってきた!!

声援に応える選手たち 盛り上がるサポーター

 この日、決勝点を決め、最高のプレーで、ヒデは日本にこれ以上望むべくもない結果をもたらした。10日、決勝に出るのか?イタリアに帰るのか?サポーターの裁断の関心に決着がついた。ヒデはスクデット(セリエA優勝)に力を注ぐ。8日、イタリアに帰っていった。代表が王者フランスに挑み、FIFA公式戦で初優勝を目指す10日、日本のエースは世界最高峰のリーグを制するために戦うこととなった。ヒデにはスクデットのピッチにぜひとも立ってほしい!スクデットを演出してほしい!非常に非常に難しいですが、さらには10日、日本のFIFA公式戦で初優勝!歴史を加えてほしい!!もしこんなWの歴史の日になったらどうなっちゃうんだろう??そりゃめちゃめちゃめちゃめちゃ難しいことですが、その可能性すらなかった数年前から、今、こうして万が一でもそうなるかも?ってトコに日本はやってきたのです。10日は横浜で歴史に立ち会いたい!そうなるよう一生懸命応援してきますね!! (やす)

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