スタジアムに行こうっ!>観戦日記>2003>日本代表対中国代表 |
スタジアムに行こうっ!サイトマップ | ||||
東アジア選手権2003
|
東アジア選手権初戦の相手は中国代表、2002年W杯出場国のアジアの強豪です。つってもW杯ベスト16の日本から見ればいっても各下。ホームだしね、勝ち点3は最低条件、国内組の代表メンバーから見れば大チャンスってわけです。
この東アジア選手権、ホントなら春にやるはずだった。仕事の都合もめちゃめちゃついてて3試合全部見に行けるはずだったんです。ところがSARSの大流行でその伝播地域の中国、香港との対戦にNOを突きつけた横浜市長、これを飲む形で日本サッカー協会は延期を決定。おかげで今日のこの試合にいけるのみとなってしまいました。僕としては3試合分楽しませてもらいたいものです。
日本対中国の試合の前には韓国対香港が行われた。って訳で国立の開門もだいぶ早いのは分かっていました。でもね、平日開催の試合だし、そこまで気合い入れて観戦する気は僕らにもすっかりなく、17時過ぎくらいに国立に到着。それでも十分ぼちぼちの席が取れましたよ。国立じゃ久々のホーム観戦、今日はなんつったってアウェイが多い。だって香港、中国、韓国のサポーターがいるわけですから。いつもアウェイ側はゴール裏の一部だけがアウェイサポーター席だけど、この日はゴール裏の半分近くがアウェイ席となっていました。
試合が近づき始めて選手がピッチに現れ始めるといつもの通り日本サポーターからの応援が始まる。でもなぁんとなく違和感を感じた。なんていいましょうかね・・いまいち元気がないんだよね。っていう僕も席は取れるだろうと17時過ぎに国立にやってくる始末。用はね、気合いがいまいちなんです。東アジア選手権ってタイトルがかかってはいるんだけど、そのタイトルがいまいち重たくないからなのか?でもやっぱり一番の理由は海外組の召集がなかったからなんでしょう。アウェイにいたっては半分がホントにアウェイ席になっているというのもあるでしょうがいつもより相当元気がなかったように感じました。1次予選が始まればきっとこんなことはないだろうけどサポーターのテンションも2006年に向けて高めていかないとね!
試合が始まるとやはり一番の注目は3バックだったことでしょう。ジーコが事前に会見で言っていたように、「日本の選手は3バックに慣れているから」つうことでこの日、国内組の代表は3バックでのぞんだ。これまで4バックであったジーコジャパン最大の変革ってところでしょうか?でもこの3バック、確かに国内組は慣れているからなのかなかなか安定していた。
試合は前半早々に動いた。小笠原中国DFの裏に見事なスルーを通すと反応したのは久保だった。するりとGKまでかわすとそのまま無人のゴールに流し込んだ。先制点GET!1998年トルシエジャパンの初陣から選ばれ続けた無冠の竜がついに代表初ゴールを決めた。前半はこのまま1−0で折り返す。後半にいたっても日本ペース、安定した3バックにこの日実にキレていた小笠原、次々に久保、大久保のツートップに見事なスルーパスを送っていた。80分、この日交代出場の本山からのスルーにまたも反応したのは久保、今度はGKの脇を抜くシュートでこの日2得点目、一気に日本の竜が爆発した。試合はこのまま2−0で終了。終始日本の3バックは安定し、中国攻撃陣にチャンスを作らせなかった。
2−0、完封勝利は見事でしたが、この日の小笠原はもちろん、中盤から見事なパスがいくつも出ていた。久保も大久保もあと2,3点とってもおかしくない試合だった。正直決定力に欠けていたってのはありました。が、まぁ完封勝利!なかなかいい試合運びでした。このまま次の香港戦も完封勝利で飾ってもらって、10日、日韓戦をタイトルマッチの決勝戦にしていただきましょう。
スタジアムに行こうっ!>>観戦日記>>2003 | スタジアムに行こうっ!サイトマップ |