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スタジアムに行こうっ!>観戦日記>2004>ジェフ市原対浦和レッズ |
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2004年J1リーグセカンドステージ第8節
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![]() ▲おいおい!これじゃ浦和のホームじゃねえかぁ!byオシム |
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戦いの舞台は聖地・国立競技場。ジェフ市原はここ数年、浦和と鹿島を相手にする際には国立をホームとする。市原はJ1の16クラブの中でも残念ながら最も観客動員数が伸び悩むクラブです。まぁホーム臨海が1万ちょいしか入らないってのが大きな理由なんですけどね。この日も国立には人気クラブ浦和レッズを向かえ、3万人を超える観客が詰め掛けた。ご覧のように国立のバックスタンドにはアウェイ側は上段まで浦和の赤が染める。市原のクラブ関係者からしてみればホームゲーム3杯分以上の観客動員数を迎えられる。国立競技場でホームゲームをやる意味は大きい。・・が、それに苦言を呈しているのが市原オシム監督、オシムの行っていることを簡単にいうと「全然ホームじゃねえじゃねえかぁ!」ってこと。せっかくのホームゲームなのに国立でやったらわざわざアウェイにしてしまうようなものだってこと。昨年、優勝争いをしていた市原はやはり鹿島と浦和とのホームゲームを国立で行いました。市原は潤ったけどホームっていう利をアウェイに変え勝ち点も伸ばせなかった。オシムいわく、「あの2試合を本当のホームでできたなら優勝していたかもしれない」オシム監督の言うことはもっともで同情しますが浦和のサポーターの場合どこでやったって関係ないですよ!うちらはホームをアウェイに変える力を持っています。
この日の国立の風景もやっぱりまるで浦和のホームのようだった。国立の半分が真っ赤に染まる。オシムの嘆きが伝わってくるようだった。オシムの嘆きは国立の風景にとどまらない。この日の試合内容もオシムが嘆き嘆いた内容になった。僕ら浦和サポーターから言わせれば痛快な内容。
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この日の浦和は山瀬、長谷部とトップ下をこなせるふたりを欠いて山田がトップ下、永井が右サイドと前節に続いての苦肉のフォーメーション、そんな中先制点は我が浦和レッズ、16分アルパイのクロスにやっぱりこの人エメルソンが頭で合わせて1−0、後半に入って早々、ここまで好調の永井、右サイドでのドリブル突破が光るも市原村井が永井に仕事をさせてもらえずにいた、この日、初めて右サイドをぶち抜いたのは達也からのパス、グイグイ上がってきた永井が迷いなく振り切る。市原ゴールに見事に突き刺さって2−0、お見事!!さらに71分、闘莉王のクリアボールに反応したエメルソン、市原DF茶野をぶち抜いてさらにGKをかわして市原の無人のゴールへ、この日2点目!痛快な得点、茶野は日本代表クラスのDFだってのに赤子扱い。日本代表レベルさえもものともしないエメルソン、相手チームからすればその存在が反則でしょう。さらに終了間際、交代で入った平川が駄目押しの4点目、これもエメがアシストにこそならないけれど見事なスルーでDFを引き付けていたからこその得点、平川のシュートも良かったけどね!終わってみれば4−0、6,7節と大人しくなってきたかと思われた浦和の攻撃陣が5節までの爆発的攻撃力を取り戻した。
国立アウェイ側ゴール裏に揺れる赤、折り返しまで1敗、タイトルが見えてきた。あと7節、いけるんじゃないのか!?優勝に向けて浦和サポーターたちの声援がいつもにもましてこだまする。いける!最後のステージ優勝、最後のチャンピオンシップ(気が早い?)本当にお願い浦和レッズ、オレはよぉ降格のあの日にも駒場にいたんだ・・あの時の悔しさ今までの悔しさぶっ飛ばしてくれよ〜!セカンドステージ制覇、絶対に!!
さらに今の好調浦和レッズには嬉しい嬉しい悩みが。まだナビスコもある!このタイトルもまだ残っている。昨年の王者、リーグももちろんだけどこのタイトルも連覇でしょ〜!11月3日、浦和2つめの星をGETするために!ああぁ忙しいぜ〜、こんな嬉しい嘆き、浦和サポーターは11年目にしてはじめて味わっております。
この試合のベストショットフォトは迷球魂にて