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スタジアムに行こうっ!観戦日記2005年J1第14節 東京ヴェルディ1969対浦和レッズ
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2005年J1リーグ第14節
東京ヴェルディ1969対浦和レッズ
国立競技場 2005.7.6

 Jリーグが再開して中盤に差し掛かってきました。ここまで2位以下は混戦状態、首位・鹿島が抜けて出ている感じ。この辺で鹿島にはちょっと失速してもらって浦和にはガツガツ勝ち点を稼いでもらいたい。この7月Jリーグは6試合のハード日程、差を詰めるのも開くのもこの連戦にかかっている。前節、エースエメルソンを欠くもホームで新潟を下した浦和レッズは国立競技場でのアウェイゲーム、東京ヴェルディ1969との対戦となる。

 この前のFC東京対セレッソ大阪に引き続き、チケットはネットオークションを活用しての激安GET法を活用、自由席ペア定価4000円を1000円で購入できました、1/4ですよ!国立競技場にはキックオフ1時間前の18時頃に到着。アウェイゲームもあってアウェイ側ゴール裏にはまだまだ空席が目立つ。いつも観戦のいいポジションがGETできました。浦和の国立でのアウェイゲーム、それでもキックオフの時間にはいつの間にかアウェイ側は真っ赤っかになっちゃうからホント浦和ってすごいクラブです。キックオフが近づいてくると国立競技場はいつものとおり、明らかにアウェイサポーター浦和レッズがホーム東京ヴェルディを圧倒する。またアウェイがホームに変わってしまっている。来週の水曜日も柏がここ国立で浦和を迎え撃つ。来週も柏もホームの利はなくなっちゃいますね。もちろん来週もそのために観戦予定です。

 浦和よりも少し早めに応援を開始した東京ヴェルディサポーターたち、おっ!意外と頑張っている。さすがはホーム、と思ったのにもつかの間、ワンタイミング遅れて浦和レッズサポーターたちが応援を始める。国立競技場に轟く浦和の声援、ホームの声援をかき消して国立を浦和のホームに変えた。国立に浦和を迎えるクラブは国立競技場って大きなスパンで浦和を迎える興行としての大きなメリットはありますが、ホームの利は完全に捨ててしまいますね。

 さてこの日の試合、いやいや実に面白かった。それは試合展開がとかスリリングな攻防がなんてことではまったくなく、日本代表で言えばアジア1次予選のゴールラッシュを観に行くような(アジア1次予選…全然ゴールラッシュはなかったですけど。)まぁ結論から書きますと終わってみれば0−7、浦和レッズのゴールラッシュゴールラッシュでの記録的圧勝!爆発でした。ゲーム展開とかもう関係なし!あと何点取れるのか?あとは誰がゴールしてくれるのか!?そんな幸せな観戦でした。ハラハラドキドキの試合展開もそりゃおもろいけどたまにはこういうのもいいかなぁ。

 まず1点目、山田から受けたパスを長谷部が落ち着いてのシュート、ペネルティエリアの外から見事に振りぬいた一発はグググっと見事な放物線を描いて東京ヴェルディゴールに吸い込まれた、GKは動けず。長谷部のテクニックが光る!つってもどフリーでしたが。続いて2点目は闘莉王、さらに3点目は山田のFKから、この山田のFK、低い弾道で東京ヴェルディゴールに突き刺さった。これもファインゴールでした!0−3、浦和の圧倒の下前半を折り返した。前節、ガンバ大阪に7失点で破れている東京ヴェルディ、ハッキリいってシロートの僕でも分かるくらいDFが崩壊していた。

 後半に入って東京のDFはさらにボロッボロに、普段じゃプロとしてなかなかお目にかかれないようなミスを連発する。後半開始早々、相手のミスもありさらには永井の素晴らしさもあり、いったい何人抜いたのだろう?ひとり駆け上がった永井はペネルティエリアでヴェルディDFに囲まれる。パスの出しどころはなし、「あぁ永井強引さはいいけどそれは無理だって…」なんて思っていたらかわすかわす。そのまま打ったシュートはポロリこぼれてゴールへ。永井がたまに見せる素晴らしいポテンシャル、いつだったか70mくらいひとりで突破突破でゴールを決めた時を思い出した。…?ん?そういえばあれもヴェルディ戦だった!昨年の確かセカンドステージ、永井と山瀬がWハットトリックでやっぱり7得点でヴェルディをくだした試合。浦和はあそこから一気に乗りに乗ってそのまま優勝した。いいんじゃない!さらに5点目はヴェルディのありえないミスから、ヴェルディ陣内深い位置からボールを奪った田中達也がそのままゴールに流し込む。6点目7点目はサイド攻撃から平川があげて7得点。6点目だったか7点目だったか平川の得点ではもうヴェルデイDFは完全崩壊。浦和攻撃陣が駆け上がってくる中、対応しているヴェルデDFはたった3人、さらに両サイド一気に駆け上がってきた浦和は迫力の攻撃で得点した。もう戦意喪失のヴェルディだったのかもしれないけど、おかげで浦和は昨年の最高にいい時を彷彿とさせるような迫力の攻撃ができた。優勝するには叩ける相手を徹底的に叩く必要がある。この先、得失点差が優勝に、順位に大きく関わるかもしれない。取れる相手から取れるだけ取る必要がある。

田中達也の得点
▲田中達也の得点
0−7ヴェルディはJワースト記録の2試合連続7失点
▲0−7ヴェルディはJワースト記録の2試合連続7失点

 浦和は7得点無失点っていう最高の形でこの7月の6連戦2戦目を連勝で飾った。一方、ホームの東京ヴェルデイは2試合で14失点、Jリーグのワースト記録を作りこれ以上ないような最悪のチーム状況。7月が連戦なのがさらに痛い。2004年シーズンは永井の70m突破、Wハットトリックの7得点を期に優勝した。そして今年もまたヴェルディから7得点、歴史は繰り返すぜぇ〜!こっからくるぜ〜浦和レッズが。7月はあと4試合、勝ち点12を目指して突き進め浦和レッズ!!ところでエメは日本に来ないぜぇぇ…?

この日のベストショットは迷球魂にて

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