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J1リーグ2006第16節
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▲FC東京サポーター |
ワールドカップ終了を経てJリーグ再開のこの7月の4連戦、過密日程であったこの4試合の最後の試合です。本当はこの日、山梨の小瀬スポーツ公園陸上競技場で行われるヴァンフォーレ甲府対浦和レッズを観戦するはずだったのですが、チケットが取れなかった…。僕の予想通りこのカードは小瀬の観客動員数最高記録を達成!このチケットが取れなかったもので夏休みを変更してこの前のビックスワンへの新潟遠征に切り替えたんですけどね。
この日のチケットはネットオークションで落札、バックスタンド指定席は定価ペアで5000円が2000円でゲットできました。この日は立川の昭和記念公園では花火大会、東京多摩地区では最大規模の花火大会です。FC東京のホームタウンとなる東京多摩周辺の人たちもたくさん昭和記念公園に行くはず、さらに隅田川の花火大会もこの日、味の素スタジアムはそこまでの混雑にならないだろうと踏んでいました。
18時30分のキックオフに18時頃味の素スタジアムに到着するとこれがなかなかのお客の入り、昭和記念公園に対抗してなのかこの日の試合、ハーフタイムには300発ほどの花火をあげることもあってか浴衣を着たサポーターの姿もたくさん見かけられました。結局3万千人もの観客を集めスタジアムは大いに盛り上がりました。
なんでもこの試合、日本代表のオシム監督も観戦していたとのことでいったい誰を見に来たのか?オシムが見守る中、活躍したのはアウェー広島の選手でした。試合はホームのFC東京がボールを支配する場面が多い。そんな中で光っていたのが広島の攻撃陣、佐藤、ウェズレイ、さらに森崎浩二もよかった。前線で細かいパスを繋いでチャンスをものにする。前半20分のプレー、FKから飛び出した佐藤はスピードに乗るとGKの土肥をぶち抜いて得点を決めて見せた。得点後の東京ジャーンの猛講義も認められず、前半は0-1と広島のリードで折り返す。
▲味の素スタジアムに上がった花火 |
▲味の素スタジアムコンコースから花火を眺めるサポーターたち |
ハーフタイムに入り僕がいたバックスタンドの観客たちは続々と観客席を立ちコンコースへ、そうこの日は味の素スタジアムでも花火大会が行われるからです。打上げポイントがバックスタンドのちょうど裏手に当たるためバックスタンドの観客にはまったく花火が見えないのです。味の素スタジアムでも花火を見るお客さんのため、ハーフタイムのみスタジアム外への外出許可証を発行するなど対応していました。ハーフタイムには味の素スタジアム上空には夏らしい花火が彩り実にきれい。
後半が始まると早々に佐藤がさらに追加点、オシムの御前でこの日2得点と最高のアピールを果たす。このゴール、花火を見にコンコースに出ていた人は見損ねた人も多かったはずです。2点のビハインドとなった東京でしたが全体的にボールは試合していた。途中出場の阿部とリチェーリが何度も決定機を作るも広島下田のスーパーセーブが得点を許さない。東京石川も右サイドを切り裂くシーンもあったがまだまだいつかのスピードはみられない。この試合、褒めるべきは下田、素晴らしい活躍だった。一方の東京土肥は代表ゴールキーパーとはちょっと思えないミスもあった。試合はこのまま0-2と広島の勝利に終わる。
互いにチャンスもありなかなか見ごたえのある面白い試合でした。Jリーグに花火と一人1000円では十分過ぎる内容でしたよ。
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