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スタジアムに行こうっ!観戦日記2006プロ野球観戦 西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークス

2006年パリーグプレーオフ第1ステージ
西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークス
インボイス西武ドーム 2006.10.8

一塁側外野席盛り上がる西武ファン
▲一塁側外野席盛り上がる西武ファン
西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークス インボイス西武ドーム

 2006年パリーグ、最終試合までもつれたレギュラーシーズン1位は北海道日本ハムへ、1試合差で西武ライオンズは2位でシーズンを終えた。3位は福岡ソフトバンク、このプレーオフを制して日本一のタイトルを獲得したいのはどのチームも同じこと。プレーオフ第1ステージは2位西武ライオンズと3位福岡ソフトバンクホークスとの対戦です。2位である西武ライオンズのホーム、インボイス西武ドームで行われ2勝を挙げたチームが第2ステージに進める。

 下手すれば日本シリーズよりも注目を集めるこのプレーオフ、2004年から始まったこの制度、過去2年はレギュラーシーズン1位で終えた福岡ソフトバンクが日本シリーズに勧めないというなんともひっかかる内容ではあったが実際盛り上がったのも事実。今年は3位でプレーオフ進出の福岡ソフトバンクですが、そういう意味では3チームの中で最も悔しい思いをしてきているチームです。西武ライオンズにいたってはプレーオフが始まった2004年、シーズン2位で日本一に輝き、まさにこの制度でおいしい思いをしているチーム、そんな歴史が選手たちのモチベーションに与える影響は?

 今年もこのカードはやはりかなりの注目でした。発売日には3戦目まで即日完売!僕はぴあのチケット先行抽選プレリザーブにも申し込んでおいて当選したので苦労なしでチケットゲットできましたけどね。チケット争奪戦も注目度と比例してなかなか熾烈だったようです。

 8日、13時プレーボールの30分前にはインボイス西武ドームへ。西武ドーム周辺には既に多くの西武ファン、福岡ソフトバンクファンが詰め掛けていました。試合30分前には外野自由、内野自由は満席、立見席にももう余裕がない状態です。インボイス西武ドームがこんなに満員になっているなんていったいいつ以来でしょうか。

西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークス インボイス西武ドーム 西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークス インボイス西武ドーム

 試合は専制したのはホーム西武ライオンズでした。2回、中島のライトスタンドに飛び込むライナー性のホームランで1-0、幸先良いスタートかと思われた。3回まではルーキーらしからぬ好投でソフトバンク打線に仕事をさせなかった松永が4回に乱れる。なんと押し出しファーボールで同点に追いつかれると、走者一掃のタイムリーを浴びてノックアウト…。終わってみればここで勝負ありでした。西武も一時、3-4まで迫るも届かない。この日3安打5打点の松中の活躍もあり終わってみれば3-11、西武投手陣がぼろぼろにされて2戦目が終わってしまった。圧巻だったのが9回の福岡ソフトバンクの攻撃、主砲松中に3ランが飛び出せば続くズレータもソロ…。福岡ソフトバンクとしては明日に繋がるノレる勝ち方です。一方の西武は最悪の負け方…。第1戦に松坂の1-0完封の最高の勝ち方にすっかり水をさした…。唯一プラスの材料は西口が投げられることでしょうか。

立ち見まで出る超満員のインボイス西武ドーム
▲立ち見まで出る超満員のインボイス西武ドーム

 試合後のインタビュー、ここまで不振だった松中が涙で声を詰まらせてホーローインタビューに応えている。沸き立つ福岡ソフトバンクファン、足しげく帰路を急ぐ西武ライオンズファンたち。それにしても今日の先発、何で西口じゃなかったのか…?そんなこと今更言っても始まらないけど…。

 これで明日、プレーオフ第1ステージは3戦目、西武ライオンズ、福岡ソフトバンク共に王手をかけて行われることとなりました。札幌ドームに駒を進めるのはどちらのチームか?

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