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スタジアムに行こうっ！＞観戦日記＞２００７＞北京五輪アジア最終予選 日本代表対カタール代表（国立競技場）

北京オリンピックアジア最終予選Ｃ組
日本代表対カタール代表
国立競技場 2007.9.12

▲日本代表ユニフォーム

▲国立競技場ホーム側

　北京オリンピックアジア最終予選はここまで２試合を消化して日本は勝ち点４の２位、勝ち点４で並んでいるのは得失点差で上を行く今日の対戦相手カタールです。首位の国だけが北京五輪出場権を獲得できる厳しい戦い。ホームで首位との対戦、次の試合がアウェーでのカタール戦と言うことを考えると、このホーム確実に勝ち点３を獲得しなければならない大事な大事な一戦です。

　この日の最終予選もファミリーチケットをゲットしました。指定席が大人２枚子ども２枚で４０００円の日本代表戦で発売される格安チケットです。２次予選の対マレーシア戦では４枚で１０００円なんて破格でしたが、さすがに最終予選、１枚１０００円でした。それでも相当に格安ですよね。１９時２０分のキックオフに１９時ちょっと前には聖地・国立競技場に到着。既に国立競技場は青く染まりサポーターたちが熱い応援を繰り広げたいました。この日の来場者へのプレゼントは「ブルーの情熱を、見せ付けよう」とメッセージの入ったフラッグでした。

　この日の日本は４－５－１、森島をワントップにして試合にのぞむ。試合開始から日本が試合を優位に進める。カタールはアウェーでの試合、大事な試合に慎重な試合の進め方でした。試合開始から積極的だった日本の攻撃が実を結ぶのは前半６分、セットプレーから梶山がネットを揺らす。待望の先取点が日本代表に入った！この選手点をきっかけに日本代表がさらに試合を優位に進める。特に良かったのが左サイドからの攻撃、Ｇ大阪の家長が実によくチャンスを作り上げる。ここに至るまでにこの日左サイドバックに入っていた伊野波もなかなかでした。ワントップの森島も前線で身体を張って得点を狙うもネットは揺らせない。

▲国立競技場アウェー側

▲ブルーの情熱を見せつけよう

　この試合、大きなポイントとなったのは本田のイエローカードでした。前半を折り返して１－０、後半に入ってからもホームの日本、アウェーのカタールの形が続く。日本代表が優位に試合を進めるも得点に至らない。いつもの得点力不足のイメージはこの日もありましたが、それでもこの日の日本代表はこれまでの試合の中ではそうとう良い試合運びができていたと思います。このまま日本代表が安定した試合運びで試合を決めてくれればと思った後半２３分、やっぱりかかっているものが大きな大会、そうは行きませんでした…。相手のＦＫ時に距離不足と言うことで本田がこの日２枚目のイエローカードで退場。納得がいかない様子であった本田でしたがこれで日本はあの３０分もの時間を残して１０人になってしまう。ここからカタール代表の反撃が始まる。残り時間、日本は引いて守っての辛抱の時間となった。それでも最後まで集中力を切らさず１－０で日本代表が大事な大事な試合をものにしてみせた。

▲国立競技場ホーム側を埋め尽くした日本代表サポーター

　最後は得点に至る臭いはなく、とにかく失点しない勝ち点をとにかく拾うサッカーでしたが結果がすべて、この勝ち点３が重要です。ともかくこれで日本代表は勝ち点７で首位に立った。次のアウェーでのカタール戦、引き分けでも充分行ける位置につけました。ここ３大会連続で出場しているオリンピック、残り３試合、アウェーが２試合と厳しい戦いが続くでしょうが是非とも出場権を獲得してもらいたい！

・国立競技場徹底ガイド

・迷球魂 日本代表対カタール代表（国立競技場）

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