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スタジアムに行こうっ!観戦日記2007西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークス(グッドウィルドーム)

2007年プロ野球パリーグ
西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークス
グッドウィルドーム 2007.9.21

ライトアップされたグッドウィルドーム
▲ライトアップされたグッドウィルドーム
この日配られたプレゼント
▲この日配られたプレゼント

 今期、これで最後のグッドウィルドームでの観戦です。この試合でネットオークションで落札した格安チケットもなくなりました。この日も内野指定当日3500円のチケットを4枚で1000円、いくら弱い西武ライオンズでもこの座席でこの値段は価格破壊です本当…。この日の対戦相手は福岡ソフトバンクホークス、もはやクライマックスシリーズ進出、Aクラスなんて到底無理な西武ライオンズ、求められるのはせめて4位を獲得することです。

 この日、グッドウィルドームで開催されていたイベントは入場時、西武ライオンズのレプリカユニフォームやTシャツなどグッツを着ている来場者には西武ライオンズステッカーを配布すると言う企画でした。プレゼントに弱い僕たち、いつもなら観客席についてから着るレプリカもこの日は入場前にしっかり身に付けて来場、さらに昨年のSEIYUシリーズで貰ったメガホンを持参、このシンプルなブルーのメガホンにこのステッカーを貼ればカスタムばっちり!この日の応援はただで貰ったプレゼント攻勢です。ご覧のようなシンプルですがメガホンに貼ったらちょっとかっちょいいステッカーが貰えましたよ。入場口でレプリカを着ていないちびっ子にも「着ていない人にはあげられない」と渡さない徹底振りでした。

 この日の西武先発は岸投手、岸はここまで9勝、今日勝てばルーキーでは松坂以来の10勝を挙げることとなる。成績の振るわないチームの実情、涌井の最多勝、岸の二桁勝利、若い選手たちの明日に繋がる活躍しか今やスタジアムに足を運ぶ活力はありません。その岸はソフトバンク打線に仕事をさせない。8回までヒットは打たれても失点しない理想的ピッチング、対するソフトバンク先発杉内も好投、ゼロ更新が続く投手戦となった。杉内が崩れたのは4回フォアボールから押し出しの1点、さらに7回、中島、片岡らのヒットで3-0と西武が攻勢、好投の続いた杉内を打ち崩す。期待が膨らんだ岸の完封勝利でしたが9回表、あと1回抑えればと言うところで疲れが見えて交替、代わったグラマンも無失点で抑えて3-0で西武が勝利を飾った。

福岡ソフトバンクホークスファンたち
▲福岡ソフトバンクホークスファンたち
ウイーングバルーン飛びかうグッドウィルドーム
▲ウイーングバルーン飛びかうグッドウィルドーム

 今期最後の西武ライオンズ観戦は勝利で幕を閉じました。今期これだけ観戦できたのはこれだけチームの調子が悪い中、僕が観に行った試合は10勝3敗、とにかく負け試合に行かなかったことです。どういう訳か勝った。勝率5割に満たないチームの中これはついていました。今期はBクラス、下手すれば5位なんて結果もあることでしょう。ただ今期初めの「裏金騒動」プロ野球界全体をも巻き込んでのドス黒いスキャンダル、かつて王者の名を不動のものにしてきた西武ライオンズは屈辱の25年ぶりのBクラスに低迷しました。…仕方がありませんね。これまで毎シーズン数回は観戦してきた西武ライオンズ、熱狂的ではありませんし、サッカーに比べればどうも熱くなれないプロ野球ではありますが、僕は西武ファンなのです。僕が物心を付く頃には西武は最強でした。今期、このスキャンダル、そして僕が知らないこの低迷振り、弱い西武ライオンズ…、だから足しげく応援に行ったのです。

グッドウィルドーム外野自由席 応援する西武ライオンズファンたち
▲グッドウィルドーム外野自由席 応援する西武ライオンズファンたち
この素晴らしいファンをもっともっと増やそうよ
▲この素晴らしいファンをもっともっと増やそうよ

 僕はスポーツを生で観戦することを絶対的に推奨するサイトの管理人、スタジアム生観戦至上主義宣言をしてる観戦ジャンキーです。有限実行です。選手たちを何よりサポートするのはスタジアムにファンが足を運ぶことだと考える僕は一生懸命グッドウィルドームに行きました。それでも結果は僕が知らない低迷ぶり…。西武ライオンズって球団にはこの不祥事を良い薬にしてもう一度自分の足元を見直してもらいたい。同じパリーグに「土地の名」を企業の前に持ってきてすっかりファンの心を掴んでいる福岡、北海道、千葉を知ってもらいたい。また皮肉なことにこの3チームがパリーグのクライマックスシリーズに進出します。このままじゃ…東北を冠にするチームにもやられちゃうよ。同じ埼玉県に浦和レッズという埼玉県民に愛されやまないチームがあることを噛みしめてもらいたい。なぜJのお荷物と言われた浦和レッズが今、Jの王者になり、不動の王者の地位を気付いていた西武ライオンズが今期低迷したのか…。なんでレッズがこうも町に溶け込み愛されているのか西武フロント陣には学んでもらいたい。かつての黄金期のユニフォームを着たってあの時は帰ってこないよ。地元をホームを見直して、世界の常識である地域密着で戦おうよ。パリーグの他の球団はとっくにそれに気付いています。千葉ロッテの26番は誰がつけているんだい?来年の西武ライオンズがひょっとして所沢西武ライオンズになるのか?…ならないかなぁ?早く気付いて当たり前を築いてもらわないと取り残されてしまう気がしてしまうのは僕だけでしょうか。来年も応援します。来年はもっと魅力あるチームになってね。


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