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２００８年プロ野球パ・リーグ開幕戦
埼玉西武ライオンズ対オリックスバファローズ
西武ドーム 2008.3.20

▲西武ドーム前広場にできた長蛇の列

▲西武ドーム一塁側外野席

　プロ野球もパ・リーグが始まります。今年もセ・リーグに先行すること１週間、パ・リーグが一足早く開幕です。開幕戦は西武ドームの埼玉西武ライオンズ対オリックスバファローズを観戦してきました。この日はあいにくの雨模様、それでもせっかくの開幕戦、足元の悪い中、はるばる出かけることにしました。この日もいつもの内野指定席で観戦、僕がいつも使うのは西武の株主優待券です。この優待券、内野指定席と引き換えが可能です。当日券が３５００円する内野指定席、３枚で定価１０５００円を２１００円で落札しました。今シーズンも初回からチケットはネットオークションを活用して格安で落札しておきました。

　開幕戦と言うこともあり、西武ドームは混んでいるだろうと早めに行くはずが到着したのはプレイボール２０分前、まあそれでもプレイボールにはギリギリ間に合うつもりでした。…ところがご覧の大行列、なんじゃこりゃ…。西武ドーム前広場にあるチケット引換所には２００ｍ以上にも及ぶ長蛇の列が続いていました。試合開始前にスタジアムにやってきたのにこれじゃあプレイボールに間に合わないじゃないか…。仕方がないので列の最後尾に並んでいると、この日の国歌斉唱の松崎しげるさんの歌が聞こえてきた。あ～あしげるの歌聞きたかったなぁ。さすがにこの日は祭日、開幕戦と言うこともあり一塁側は満員、僕らは初めて三塁側で観戦することとなりました。結局、僕らが西武ドームに入場し座席に着いたのは２回の裏…。最悪でした。

▲西武ドームの新しいアストロビジョン

▲満員になった西武ドーム一塁側

　埼玉西武の運営者には西武の前に「埼玉」をつけてより地域密着をアピールした形になっていますが、まだまだ名ばかり。雨の中、スタジアムに訪れたファンが３０分もチケット引き換えに並ばなければならず、試合開始に間に合わないこの状況をまず考えて貰わないといけませんね。今回、はじめて西武ドームに訪れたファンこんな対応では次が生まれなくなってしまう。スタジアムにやってきたファン、そして熱心なファンになる卵たち、球団にとってもっとも大切なものを失ってしまいます。この日、足元をびちょびちょにして並んだ方はきっと僕と同じように感じたのではないでしょうか？

▲熱い応援をする埼玉西武ファンたち

▲西武ドーム三塁側外野席のオリックスファンたち

　注目の開幕投手は西武涌井、オリックスは金子、両チームのエースのぶつかり合いです。試合はやはり投手戦となりました。涌井は３回にラロッカのタイムリーを浴びて１失点、金子も４回、ＧＧ佐藤に素晴らしいソロホームランを許して１－１と白熱の戦いとなりました。この試合明暗を分けたのはミス。７回埼玉西武の攻撃、フォアボールで出塁したビカチカに続く細川が送りバント、これを冷静に処理した金子がダブルプレーに切ってとる。ボカチカのいけてない走塁もあったとは言え自信の招いたピンチを自信で防ぎさらにチームを勢い付かせた。８回、全くおなじ状況で涌井は２塁に悪送球、さらにピンチを広げる形となりラロッカの犠牲フライ、これが決勝点となる。金子は埼玉西武から１０奪三振、涌井も９回２失点と素晴らしいピッチングでしたが一歩及ばず。埼玉西武はホーム開幕戦を勝利で飾れなかった。

　雨の中、散々並んでさらに敗戦、かなり痛い観戦となりました。とは言え、今期の埼玉西武には期待しています。リーグ優勝は厳しいかもしれませんが、とにかくＡクラス入り、頑張ってほしいものです。今期もけっこう観戦できる予定、まだまだ先は長い。涌井にはまだまだ調子を上げてもらって今期は２０勝！難しいか？涌井なら達成しちゃうかもしれません。

　この試合を観戦した方々、みなさんのご意見、ご感想をお寄せ下さい。西武ドームお国自慢にコメントを残すことができます。

・西武ドーム徹底ガイド

・迷球魂 埼玉西武ライオンズ対オリックスバファローズ（西武ドーム）

・西武ドームお国自慢

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