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スタジアムに行こうっ!蹴球狂の詩ここでもアルビかよ! Last up 2004.8.28
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ここでもアルビかよ!

 先日、久々にちょっとまとまった休みがもらえたので少し遅いお墓参りをしようと祖母のいる新潟へ行ってきました。祖母の住む田舎は新潟県でも上越にあります。新潟のことをよく知らない方にちょこっと説明させていただきますと、(って僕もろくろく知りませんけど)新潟県は南から大きく上越、中越、下越に分けられます。天気予報なんか見るとあと佐渡島で4つに分けられてますね。ビックスワンのある新潟市は下越にあって、僕の田舎の上越からは100キロ以上あります。同じ新潟県でもアルビレックス新潟は身近なクラブとは言いがたい距離にあります。

 東京から4時間近くかけて祖母の待つ家に到着、玄関を開けるとまず目に入ったのがアルビレックス新潟、山口選手の特大ポスター!「お〜!こんなところにもアルビかよ!」
おばあ「あぁよく来たねやぁ〜」
お茶の間に入ると壁にかかったコルクボードが目に入った。A4くらいの紙にでかく「アルビレックス新潟応援ツアー」「おいおいまたアルビかよ!」このツアーがなかなか良心的な内容で、町の集合場所からみんなでビックスワンまで送迎してくる日帰りツアーでチケットも込みで7000円とか8000円とか。上越からじゃ100キロ以上あるってのに、ここでは町をあげてアルビレックス新潟応援に取り組んでいる。

 昼ごはんを食べたり、お墓参りをしているうちにいつの間にかアルビサポーターになったおばちゃんが帰ってきた。
やす「すごいね!山口のポスターに観戦ツアーに!」
おばちゃん「そうなのよ!あれから(2001年バイクでスタジアム巡り)すっかりはまっちゃって、こっちの方(上越)まですっかり盛り上がっちゃって、おじちゃんもはまっちゃってご近所にももう2組はまっているのがいていつも6人でバスで行くのよ!」
やす「ビックスワンはホントみんなレプリカ着てるんだってね!」
おばちゃん「みんなオレンジになってるよ。私なんかレプリカじゃなくって選手が着ているのと同じの買っちゃったわよ!」

 2001年の観戦の時には観戦記念にとタオルマフラーを購入していたおばちゃんも、あれから3年、今じゃアルビレックス新潟 ホームユニフォームまで持っている。お財布の堅い主婦が迷いなく購入してしまうユニフォーム。このパワーは驚きです。ハッキリ言ってスタジアムに行ったこともないそこいらのおかんなら「そんなうすっぺらいのに10000円もだせるもんですかぁ!」なんていうに決まっている。で、アルビレックス新潟のことをアルビレックスとか新潟とか言わないんですよね、「アルビ」って呼ぶんです。これは新潟サポーターの愛称みたいでビックスワンに足を運ぶサポーターはみんなこう呼んでいるらしい。

 スタジアムに行こうっ!を訴え続けている僕としては3年前に知らず知らずまいた種がいつの間にかすげえ大きな花を咲かせたって感じです。新潟は若者のみならず100キロ離れたおじちゃんおばちゃん県民までためらいなくユニフォームを買わせるまでに至っている。まだまだ発展途上ですが未来の無限の可能性を感じずにはいられませんね。

 ちょっと遅い夏休み。お墓参りにと久々に訪れた田舎でふとにんまりしてしまいました、なんだかのどかなお話でしたね。セカンドステージも始まりました。アルビサポのみなさん、セカンドステージは埼玉スタジアムでの対戦です。のどかじゃないぜ!平均4万の観客動員数を誇るあなた方が知らない怒涛のアウェイをお見せしましょう。そんでもちろんきっちりかたせてもらいまっせ。おじちゃん、おばちゃん、その自慢のオレンジユニフォームもオレらの赤に飲まれちゃうよ!J発足から10年、浦和対新潟、赤とオレンジのカード、新しい楽しみができました。

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