2002 FIFA WORLD CUP Korea/Japan
日本代表対ベルギー代表
2002.6.4 埼玉スタジアム２００２
フランスから４年、当サイトも立ち上げて４年が経ちました。この４年間、日本代表をず〜っと観てきました、ず〜っと応援してきました。少しでも日本のサッカーが強くなってほしい、少しでもそれを支えるサポーターにスタジアムに足を運んでほしい。この４年間、実のない内容なりとも僕はこのサイトを作り続け、僕は僕なりのサポートを続けてきたのです。それもこれもこの日のためです。日本代表がホーム、自国開催のW杯で素晴らしい試合をしてほしい。僕の望みはそれだけです。んでできれば勝ってほしい！ずいぶんと控えめですけど、ワールドカップ初戦の相手はベルギー、キリンカップで対戦の記憶もある欧州の強国。やはり簡単に勝たせてもらえるとは思えない。。この前フランスに勝っちゃってその評価もうなぎのぼりだしね。。大切な大切な初戦、どうにかこうにか引き分けでもいいからとにかく負けないでほしい。そんな思いで僕はTV観戦しました。僕は今回のW杯、日本戦はすべてTV観戦となります・・。仕事の関係でそうせざるをえないのです・・。観戦スポットや観戦のできるバーやカフェに行きたいのはやまやまだけど仕方ないんだよね・・。
この日の歴史の舞台は埼玉スタジアム２００２、６万の観客を収容するサッカー専用のスタジアム。その素晴らしさは当サイトでも何度も紹介しています。当然真っ青に染まった最高の雰囲気、サポーターたちに掲げられた日の丸がスタジアムにあふれ君が代が斉唱されている。なんでもあのサポーターの持っていた日の丸には日本中のちびっこたちの代表に捧げるメッセージが書かれていたらしい。僕はこの４年間、何度も何度も代表戦を観戦し、埼玉スタジアムにも足を運びました。TVからとはいえ、なんとなくでもこの日の埼玉スタジアム２００２がどんなに素晴らしい事になっていたかは想像ができます。しかしそんなものはあくまで想像、生観戦にしか分からないあの最高の雰囲気はやっぱり分からない・・。行きたかったなぁ・・。埼玉スタジアムで生観戦できた方々、あなた方はホントラッキーです、うらやましい。どうぞ生観戦レポ、生観戦写真を生観戦できなかったこのしがない管理人とこのサイトを見ている方々にプリーズです。
この日の先発は納得でした。ここにきてさすがにトルシエも迷采配をみせはしなかった。トップに鈴木と柳沢のアントラーズコンビ、トップ下はもちろんこの人中田英寿、左に小野、右に市川、ボランチに稲本と戸田、フラットスリーに中田浩二、森岡、松田、キーパーに楢崎。日本代表が今まで築きあげてきた最高のメンバーだったんじゃないでしょうか。試合開始を告げるホイッスルが埼玉スタジアムに響き渡る。始まった！！前半は日本もベルギーも大事な初戦ってことで引き気味、どちらもけっして失点できない堅い堅い試合展開でした。まぁようは面白い内容じゃなかったってことです。やっぱ語るは後半でしょ〜！！
後半もはじめは探り探りの展開、そんな中、試合を動かしたのはベルギー。。後半１２分、ウィルモッツの芸術的オーバーヘッドシュートで先制。芸術的で豪快なオーバーヘッドを初戦で叩き込まれた日本・・。正直やばいと思った、精神を削られるような派手なゴールに「このままずるずるやられてしまうのでは？」そう思った方も多かったのではないでしょうか？そんな心配はたった２分で吹き飛んだ！！２分後、埼玉スタジアム２００２が歓喜の声援に包まれる。後半１４分、やっぱこの人でしょ〜！！小野がハーフウエーラインやや後ろのからのロングパス！DFのミスっちゃあミスなんだけど、ゴール前でワンバウンド、ツーバウンド。でもそこにトップスピードで飛び出していった鈴木が素晴らしい！スライディング、身体を伸ばしに伸ばしてつま先でベルギーゴールに流し込む、日本ゴォォ〜〜ル！！「やばい」って思った日本サポーターたちの心配をたった２分で吹き飛ばしてくれた。さぁ試合は振り出しに戻った。でも、０−０の同点と１−１の同点とじゃ全然違う。両チーム怒涛の攻撃。一瞬も目の離せない試合展開、これぞサッカー魅力だと言わんばかりの攻防。
鈴木の得点で乗った、すっかり流れは日本に！！のりのりの日本にこの瞬間が、稲本が敵陣の高い位置でボールを奪うとすぐに柳沢へ。柳沢得意の壁パスで抜けた稲本、大型のベルギーDFを振りほどきながら落ち着いての左足シュート！ゴォォ〜〜ル！！日本追加点！！、勝ち越しのゴールを決めた。「やってやった！」人差し指を立てガッツポーズ！「日本にこんなプレーをできる選手がいるんだ！えっ！？アーセナルに所属しているの？」きっと海外のサッカー好きも思ったはず、GKの位置を落ち着いてしっかり見てから振り抜いた左足、まさにワールドクラスのプレー、得点だった。アーセナルで出場機会のなかなかなかった稲本だけど、世界でもまれてきた結果をこの大舞台で見せてくれた。その後、日本のまずい守備から同点とされた後の４１分、またも稲本、右サイドから２人をかわすドリブル突破で鮮やかなゴール！！「やったぁ〜稲本２得点！！・・ん？？」ファウル？？？ファウルなの？？？幻のゴールとなったが強引な突破、今までこんなプレーできる日本人いなかったよ！
埼玉スタジアム２００２に世界と同等以上に渡り合う日本代表の姿。僕が今まで見てきた日本代表の試合の中でいっちばんよかった！ホントいい試合だった！！終わってみれば２−２のドローだったけど、前回３試合で１得点しかできなかった日本にとっては２得点でのドロー、そして何より勝ち点１をGET！試合後トルシエも歴史的勝ち点１だと興奮気味に話していた。でも・・勝てる試合だったなぁ。。「ちょっとコスタリカの審判、あんたここが日本だってこと分かっているの？」って思った人もさぞ多いことでしょう。稲本の幻のゴールに関しては皆さまからのご意見もたくさんいただきました。TV観戦の僕のうんちくなんてしょうもないのでここまで・・、あんまりいい試合だったからけっこう書いちゃったけどね・・。皆さまからのご意見、スタジアムに行ったからからのコメントいただきました。このサイトのコンセプト「人の力を借りる」にがっちり合います。ホントありがとうございます。９日、ロシア戦はぜったい勝利を！！ （やす）
きくさんからのコメント）
ＷＣ観戦日記第一弾「試合開始まで編」です。
６月４日、日本ＶＳベルギーを観戦してきました！浦和美園駅には２時半に到着。すでにたっくさんのサポーターで大盛り上がり。大声コンテストなどのゲームコーナーや無料でフェイスペイントをしてくれるテント、出初式や太鼓の演技を見せるステージなど工夫をこらしたおもしろスポットがたくさん。お茶一杯飲めないレッズ試合時と同じ駅にはとても思えませんでした。フランスＷＣの時も日本人サポのコスプレは世界に負けてませんでしたが、今回も相当笑えた。紋付袴姿あり、様々なズラあり。私はＷＣ仕様の１０番のユニ＆日の丸フェイスペイント。まあごくごく普通の格好かな？ベルギーサポは数えるほどしかいませんでしたが、それでも一緒にたくさんの写真をとって遊びました。そんなこんなで楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよスタジアム入場。本人確認なんて全く全く全くなし。名前なんてちらっとも見なかった。まあ予想通り。ボディチェックもかーなりいいかげん。なんだって持ちこめそう。フランスではフィルムのケースですら何も言わずに勝手に捨てられたのに･･･日本は平和だなあと変に感心。そして時刻はキックオフ1時間半前。席につきアップでピッチに出てくる選手を待ちます。座席はカテ２でホーム側の真上。ヒデのＣＫの時には背中が触れそうでした(^o^)選手登場とともにすっごい声援！まだアップなのに自然に「ゴーン中山！」のコールがありゴンちゃんもそれに答えて一緒に腕を上げ下ろししてました。やっぱいいなあゴンは･･･私はというとめずらしく緊張して選手を見てるだけで胸が一杯になってきてしまいました。悲しかったのはやっぱり埋まらない座席があったこと。外には「チケット譲ってください」って掲げてる人がたっくさんいたっていうのに。。。ちょうど私の席の隣から４列分くらい上から下までだーって３０段近く空いてました。ほんと悲しいし悔しい。関係者のＩＤを首から下げたスーツ姿のオヤジ二人が試合開始すぐその席にゆうゆうと座って観戦してたのも嫌だった。「あなた達の席じゃないでしょ！？」って思いました。
さて、長くなったので今度また第二段として試合編を書かせていただきます。ではまた。
楽しみに待ってます！！またここで紹介させてね！！みなさんいろんなご意見があるみたいですね。（やす）
ゆうちゃんからのコメント）
みなさん後半40分頃の稲本の幻のゴールどう思います？！何がファールなのか誰か教えて！ヤナギへの後ろからのスライディングもノーホイ！！ホームなのに判定に疑問が残った気がしますが・・・。いかがですか？？
tomokoさんからのコメント）
隆行とイナ決めてくれましたね！！隆行のゴール本当に待ってました！！！！めちゃめちゃ興奮しました〜！次はロシア戦ですね！頑張ろうニッポン！！ところで、森岡選手の足は大丈夫かな〜すごく心配
らつぃあーれさんのコメント）
稲本の二点目は僕はあの時にファウルじゃないかなと思いました｡あれを取る審判もいれば取らない場合もあるはずです｡運が無いと言うしかないですね｡柳沢へのあたりはファウルだと思いましたが｡まあ次ですよ｡それとチケットが取れなくても気にせず皆で盛り上がるという方法もあります｡行けるか行けないかは縁の有無と割り切った方が楽しめると思います｡チケットセンターで事件がありましたが暴れるだけでは何も変わらないはずです｡ちなみに僕は大学の体育館で大画面で見てました｡ |
