２００５年Ｊリーグ第４節
ＦＣ東京対ジュビロ磐田
味の素スタジアム 2005.4.10

　昨日に引き続きＪリーグ観戦です。今日は地元に戻って味の素スタジアムでのＦＣ東京対ジュビロ磐田、ここまで好調のＦＣ東京がホームにここまでどうも波に乗れないジュビロ磐田を迎え撃つ。桜咲く暖かい春の陽気に味の素スタジアムは親子連れが多い。味の素スタジアムは東京のブルー、ジュビロのサックスブルーに染まった。注目だったのはこの日約３年ぶりのＪ復帰となった川口、ジュビロサポーターから期待の声援が飛ぶ。

　それにしてもこの味の素スタジアム、ＦＣ東京のホームとなると実に客の入りがいい。この日も相手が磐田とあってか３万を超える観客動員数、ＦＣ東京のホームらしいホームとなっていた。原監督の弁じゃないけどやっぱり首都のクラブは人気があっておもしろくないとね！この前の欧州チャンピオンズリーグ、インテル対ＡＣミラン、インテルサポーターの暴挙により燃え上がったサン・シーロ、結局没収試合となりインテルには６試合無観客試合のペナルティが課せられることとなりましたが、８万を超えるダービーマッチ、燃え上がるスタジアム、日本であんな熱い熱いダービーマッチが行われるのはいつの日なのか？ＦＣ東京にはもっと頑張ってもらって東京ヴェルディにはもっともっともっともっと頑張ってもらわないといけませんね。

　さて、この日の試合、さすが人気クラブ同士の対決、ＦＣ東京サポーターからも磐田サポーターからも素晴らしい応援が飛び交った。別にどっちのサポーターでもない僕は観やすい２階席からゆったりと観戦。前半はどちらもチャンスを作るも得点に至らない展開。そんな中でも徐々にペースをつかみ始めたのはホームＦＣ東京、得意のサイド攻撃が身を結び始める。それでもジュビロの堅い守備も東京の攻撃を跳ね返し続けた。前半は０−０で折り返す。

　後半は打って変わってジュビロの攻勢、ＦＣ東京は負傷退場した加地の存在が大きかったようでサイド攻撃もいまいち、ディフェンスも防戦が続いた。それでも失点をしない東京、このままスコアレスドローかと思われた８５分、今野からのパスを栗澤が流し込んだ。沸き立つＦＣ東京サポーター、これが決勝弾となり１−０、ホーム東京が苦しみながらも勝ち点３をもぎ取り首位に立った。日本代表川口が守る磐田ゴールをこじ開けた今野、石川らアテネ五輪組、磐田山本監督に手痛い恩返しってところでしょうか。でもこの日注目してみていた石川はそこまでキレた動きを見せられず。

　これでなんと東京が首位、そしてホームでうかっり引き分けた我が浦和レッズが今期勝ち星なしで最下位…。来週６節の味の素スタジアムではＦＣ東京と浦和レッズが対決する。昨年のナビスコカップ決勝戦のリベンジマッチ、首位対最下位対決になんてならないでほしいものです…。

この日のベストショットは迷球魂にて