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スタジアムに行こうっ!観戦日記キリンチャレンジカップ2005 日本代表対アンゴラ代表
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キリンチャレンジカップ2005
日本代表対アンゴラ代表
国立競技場 2005.11.16

 2005年最後の日本代表戦は聖地・国立競技場にアフリカから2006年ワールドカップ出場権を獲得したアンゴラ代表を迎え撃つこととなった。ここまでこのキリンチャレンジカップはアフリカ勢を迎えることは決まっていたものの直前までコートジボワールが対戦相手でほぼ確定していたもののギリギリでアンゴラに変更になるなどゴタゴタがあった。ただ、コートジボワールでもアンゴラでもアフリカからワールドカップ初出場を決めた実勢のある国、来年リーグで当たるかもしれない相手だけにしっかりと日本代表の実力を示しておきたいところです。

 今日は11月16日、日本サッカーには特別な日です。そう97年11月16日岡野が決めた初のワールドカップ出場権、この聖なる日に親善試合、勝たなくちゃいけないでしょ!とはいうもののこのキリンチャレンジカップ、親善試合ですし指定席でまったり観戦しようかと思っていたのですが、僕としたことが指定席を押さえることができませんでした。意外と人気のあった代表戦だったようです。それでも押さえるのは自由席アウェー側、代表戦では久々にゴール裏での観戦となりました。あぁゴール裏観戦をしなくなってきたなんて年を感じずにはいられませんね…。この日のキックオフは19時20分、平日開催ってことでこの時間なんでしょうが、それでもちょっと遅いよ…。平日開催、ワールドカップ出場国とは言えアンゴラとなかなかの玄人好みの国ということで17時頃に行けば余裕だろうと国立につくと思ったより自由席は埋まっていました。それでも10番ゲートの上、そこそこの位置で観戦できました。

 19時を回ると聖地国立競技場は月の灯りに照らされて真っ青に染まりました。国際試合の特別な雰囲気が聖地を包み込む。ホーム側には今回が初お目見えとなった日本刀をイメージした日本代表の新ユニフォームビックフラッグがでかでかと広げられた。選手入場、そして国歌斉唱、さあ今日の国歌斉唱は誰だろ?「国歌斉唱は松浦亜弥さんです!」今回はあややでした。オーロラビジョンに映し出されたあややはものすごく緊張しているようでした。モーニング娘。と一緒にコンサートやったって5万人を超える観衆に囲まれて歌ったことはないでしょ。あのアッコさんだって震えたってんだから緊張したって仕方がないですね。キックオフ、月夜の国立に大声援がこだまする。

国歌斉唱する松浦亜弥
▲国歌斉唱する松浦亜弥
月夜の聖地・国立競技場
▲月夜の聖地・国立競技場

 試合はいきなり日本代表が優位に立った。今日のこの寒さでアンゴラ代表は硬い出だし、その硬さに付け入った形で日本代表のパスがおもしろいように繋がる繋がる。シュートだって決定的形で何本打っただろう?高原の放ったシュートはポストに嫌われるシーンもあった。前半は完全に日本がペースをつかんだ形になるも得点には至らずに0−0と折り返した。悪くはないけどあれだけの形が作れて得点に至らないとはいいとも言い難い…。

 後半はアンゴラ代表がペースをつかむ。日本陣内に攻めあがるシーンも目立ってきた。しかし決定的形にはなかなか至らない。かといえ日本代表も前半のような勢いがない。日本は3−2−3−2から4−4−2の形へ、流れは日本に傾くも高原、柳沢がチャンスをものにできない。そんなもどかしい日本代表にジーコは大黒、松井を投入。その松井が試合終了間際、日本に勝利を呼び込んだ。右スローインから中村からのクロスボールを柳沢が折り返すと、松井がヘッド、アンゴラのゴールネットが揺れた。と同時に試合終了のホイッスル。いつもいつも課題の残る試合なれどこのジーコジャパンには試合終了間近に試合をものにする底力がある。今回もギッリギリに1−0と2005年最後の代表戦をものにしてみせた。

 まあ終わってみれば勝ったからいいものの、このまま引き分けだったのならアンゴラ代表には収穫の多い試合だったことでしょう。課題課題と言われていますが、相手はワールドカップ出場国、勝ったんだから日本代表だってよくやったんじゃないでしょうか。とにかく今年最後の代表戦に勝って本当よかった。来年はワールドカップイヤー、親善試合ひとつひとつをとにかくものにしてワールドカップで最高の結果を!

この日のベストショットは迷球魂にて

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