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スタジアムに行こうっ!観戦日記2006FIFAワールドカップ2006 日本代表対クロアチア代表

FIFAワールドカップ2006
日本代表対クロアチア代表

ドイツニュルンベルク 2006.6.18
 

 12日のドイツワールドカップ初戦、日本代表対オーストラリア代表は悪夢の3失点で黒星スタート、日本代表はクロアチア代表とのけっしてけっして落とせない戦いを迎えることとなった。初戦日本と同じく落としているクロアチア代表もけっして落とせないのは同じこと。決勝トーナメントと進出に向けてどうしても勝ち点3が必要な両国が激突する。

 この試合も仕事がありましてテレビ観戦となりました。それでも観戦日記を更新、ワールドカップですから。

 この試合も前回、オーストラリア戦と同様、快晴のいい天気、ニュンベルクは30度を超える灼熱のピッチになっていました。この試合も前半は元気のいい日本代表のプレスが冴え、なかなかの出だしでした。とはいえ、前回は後半に入ってこの元気が見る影なくなってしまった。今回は前回の反省を生かして戦えるのか?

 この試合、最大の見せ場は前半21分、ここまで安定していた日本のディフェンスであったが、ゴール前、宮本がプルショと競り合い倒してしまう…、PKを献上。日本はPKを献上した上に宮本は次回のブラジル戦、このとき受けたイエローカードにより出場停止。本当に手痛いファイルとなった。クロアチアのPK、最大の見せ場は川口、ここぞという見せ場でもっとも大切な時、川口には神が下りてくる。過去を振り返ってもそうでした。ここで止めてこそ川口、そして川口がこの最大のピンチを跳ね返す。日本の夢が首の皮一枚繋がった。川口は本当に素晴らしかった。

 この日の試合、テレビ朝日系の視聴率は50%を超えたそうです。みなさんもご覧になっているでしょうから詳しい試合の模様は割愛しますけど、この試合、勝ち点1を獲得したヒーローはもちろん川口、そして戦犯は柳沢というところでしょうか…。あまりにも決定的な場面をはずしてしまいました。灼熱のピッチに後半35分を過ぎてからの選手たちの動き、日本もクロアチアも見る影なくなってしまった。日本のディフェンスも走れなくなったクロアチア攻撃陣のミスに助けられましたが、クロアチアディフェンスも完全に精細さを欠いた日本攻撃陣のミスに助けられた。テレビ観戦では分かりませんけど、屈強な代表選手たちが腰から落ちるほど疲労困憊するのですから本当に灼熱の戦いだったのでしょう。

 ともかく0-0、スコアレスドローと日本にとってもクロアチアにとっても不本意な結果でしょう。しかし、2戦目を終えてF組はこの日オーストラリアを下したブラジルが決勝トーナメント進出を決め、2位にオーストラリア、クロアチア、日本に可能性を残している。その中でももっとも厳しいのが日本です。次回のブラジル戦、最低でも2点差以上で勝つことが条件となる。…厳しい。それでも消化試合のブラジルと命のかかっていると言っても過言じゃない日本代表、モチベーションの差でかすかな希望をかなえてほしい。マイヤミの軌跡をもう一度、あの時の立役者川口にはもちろん頑張ってもらって、あとは攻撃陣かぁ…。FW陣の得点が必至です。

 最後に、あの灼熱のピッチの中、完全に足の止まった日本、クロアチアDF陣、こんな中、ピッチを駆け巡るスーパーサブがほしいと感じました。後半から入った玉田も大黒もシュート1本も放つことができなかった。浦和レッズサポーターの僕は想像してしまうのです。田中達也だったならどうだっただろう?ロングボール一本で誰よりも早く追いつく岡野の姿を。…って達也はともかく岡野はないですね。

 この日の勝ち点1、絶望の勝ち点1かそれとも決勝トーナメント進出に繋がる希望の勝ち点1となるのか。それは次回のブラジル戦で決まる。この日の勝ち点1を勝ちあるものに。僕たち日本代表サポーターは信じている。22日、正確には日本時間では23日の早朝ですね、目覚ましをかけて起きようじゃないか!そして朝っぱらからレプリアを着て応援しようじゃないか!大声を出そうじゃないか!頑張れニッポン!


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