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スタジアムに行こうっ!観戦日記2006FIFAワールドカップ2006 日本代表対ブラジル代表

FIFAワールドカップ2006
日本代表対ブラジル代表
ドルトムント 2006.6.22
 

 初戦のオーストラリア戦を敗戦、18日のクロアチア戦でどうにかこうにか勝ち点1、グループリーグ最後の戦いは世界王者カナリア軍団ブラジル代表、決勝トーナメント進出には最低2点差以上で勝たなければならない。ブラジル代表に2点差以上の差をつけて勝てる国は世界中を見渡してもあるのか?そんな質問を受けたジーコ監督が言葉を濁す…。2点差以上をつけて勝つ、それを狙って成し遂げなければならないのです。軌跡を起こすしかないってことです。

 マスコミ各局も可能性が残ったことで大いに盛り上がる。アジアカップでの軌跡めいた優勝や現時点でブラジルが決勝トーナメント進出を決定していること、主力を温存し決勝トーナメントの準備をしてくれるんじゃないかなどなど、日本にプラスになりそうな材料を出しては出してはきっと行ける!そんな感じで盛り立てました。マスコミのあおりはともかくとして、もちろん僕も、きっと日本代表サポーターの誰もが最後の最後までひとかけらでも可能性が残っている限り応援していたことでしょう。ワールドカップの舞台っていうこの至福の時間をもっともっと味わいたい、1日でも長く我が国を応援したい。出勤前、いつもよりも2時間早い4時ちょっと前に目覚ましがなりました。

 くぅぅぅぅ…、眠たいじゃねえか…。それでも眠い目をこすってこすってテレビにかじりつく。さあやってくれ僕らの日本代表、マイヤミの軌跡をフル代表でも再現してくれ、ドルトムントの軌跡を見せてくれ~…でも眠たい…。眠気と日本代表をサポートしたい気持ちとが戦う中、イッパツで眠気を覚ましてくれたのが玉田の先制点、よっしゃぁ~!軌跡の目撃者となるべく1-0、日本代表が先制点をもぎ取ってくれた。いける!いけるんじゃないか!?信じているからこんな時間に起きて見ているのです。…が、結果はみなさんの知っての通り。前半ロスタイムのロナウドのゴールがこの試合の真の決勝点だった気がします。この一発で日本代表もサポーターたちも一気にテンションが下がってしまった。このブラジル戦の後半はまさに世界との差を見せ付けられ、何もできずに終わってしまったという感じです。ドイツに渡った中田英寿が日本代表を「戦う集団ではない」と発言しましたが、特にこのブラジル戦の後半はまさに戦う集団ではなかった。日本代表グループリーグ敗退、本当に本当に本当に残念です…。

 2敗1引き分け、グループリーグ最下位敗退。今回のワールドカップ、日本代表にはたいへん厳しい結果となりました。でもまあ決勝トーナメント進出をもちろん信じて応援してきましたが、全敗してもけっしておかしくないグループでした。決勝トーナメントに残った顔ぶれを見ても今回は大きな波乱もなく、まさに順当、勝つべく国が勝ち残った。実力がある国が決勝トーナメントを進んでいく。この結果の示すものは日本代表には決勝トーナメントを戦う実力がなかったという事実です。辛い現実ですが仕方がない。

 さあまた1から出直しです。本当にがっかりでしたが終わってみればこんなもんだったかもしれません。順当な結果であったのかもしれません。プロリーグができて10年かそこらの国、1998年のワールドカップは全敗だった、2002年は自国開催の利があった。そして今回、勝ち点は1、1998年は世界相手に手も足も出なかった。今回のワールドカップ、ちょっとぐらいつま先くらいは出ていたんじゃない?サッカーだから手は出しちゃダメ。さあ2010年はズバっと気持ちよく大きく足を伸ばそう。また4年後に向けて今回のワールドカップ、反省点をきっちり整理してまた1から出直そう。またしっかりじっくり準してまた4年後、この至福の舞台に上がれるようまた頑張ろう。

 僕にできることはJリーグを見に行くことです。日本のレベルアップには国内リーグの底上げが必至です。まあそんな小難しいこと考えてスタジアムになんて行きませんけどね。サッカーを見に行くことこれが何よりのサポートですよ。


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