スタジアムに行こうっ!~サッカー生観戦絶対推奨サイト~ スタジアムに行こうっ!サイトマップ

スタジアムから生の声を-サッカー観戦日記-

スタジアムに行こうっ!~サッカー生観戦絶対推奨サイト~

スタジアムに行こうっ!観戦日記天皇杯決勝 浦和レッズ対ガンバ大阪(国立競技場)

2007年天皇杯決勝戦
浦和レッズ対ガンバ大阪
国立競技場 2007.1.1

真っ赤に染まった子来る津競技場
▲真っ赤に染まった国立競技場
怒涛の応援をする浦和レッズサポーター
▲怒涛の応援をする浦和レッズサポーター

 12月2日のJリーグ制覇から1ヶ月、またも我が浦和レッズがタイトルをかけて元日、ここ聖地・国立競技場の舞台に立ちます。対戦相手は因果なもので今期リーグタイトルを最後まで争ったガンバ大阪、今期はゼロックスカップ、リーグでの2度の対戦で2勝1引き分けと負けてはいない相手ではありますが、最強のライバルクラブと言っていいでしょう。ガンバ大阪にとってみればタイトル寸前まで勝ち残り、最後の最後勝てない相手が浦和レッズ、どうしても倒したい相手、2007年幕開けに相応しい好カードです。

 この日は小さな子どもを連れての観戦と言うこともあり指定席観戦といきたかったのですが指定席はどうしても取れませんでした。どうにか取れたのは自由席。小さな子どもを連れてホーム側、浦和レッズサポーターの応援席で観戦なんてできるはずもなく、アウェー側ゴール裏付近での観戦となりました。しかし国立競技場での開催、ガンバ大阪サポーターは一角だけであとはほぼ浦和レッズサポーター、ご覧のように浦和のホーム状態でした。

 浦和レッズはリーグ優勝の勢いをそのままに天皇杯も2連覇といきたいところだが不安要素も多い、闘莉王、ワシントン、三都主が離脱…。3バックにいたっては内館、磯貝、ネネと総合入れ替え状態、今期右サイドで使われる形の多かった永井がワントップ、小野とポンテが2シャドーと即席で組んだ感の否めない布陣。それでもこのメンバー、浦和の層の厚さが光る。一方のガンバ大阪は播戸、マグノアウベスのの協力トップ、フルメンバーでこの試合にのぞむ。今期まだ負けてはいないとは言え浦和には分が悪い…。

赤に染まった国立児湯議場 浦和レッズビッグフラッグ

 試合は予想通り常時、浦和が苦しむ展開。ボールがガンバ大阪に圧倒的に支配され何度も決定的チャンスを作られる。素晴らしかったのはGK都築、なんどガンバ大阪の決定的チャンスを跳ね返したのだろう。いつやられてもおかしくない危険な時間が続く続く…。浦和レッズサポーターとしては冷や汗の時間が果てしなく続く続く。…簡単に言うと試合内容は面白いとは言いがたい試合でした。しかし今期浦和がリーグタイトルが獲れたのもこう言う試合を落とさなかったこと。長いリーグ戦、それでも負けないのが大事。今日も控え組が中心の苦しい布陣、苦しい試合展開。それでもやってくれる。ガンバ大阪は見せ場いっぱい、浦和は苦しさいっぱいで前半0-0で折り返す。

浦和レッズサポーター天皇杯決勝戦
天皇杯制覇
浦和レッズイレブン

 後半に入ってもこの形は変わらない…。浦和レッズの即席3バックも実に頑張っていましたがマグノアウベス、播戸、二川らガンバ大阪攻撃陣もいつもなら決めていただあろうチャンスをものにはできない。かなり浦和レッズには運ついていたのは事実、そしてガンバ大阪には運がなかった。試合が動いたのはゲームも終盤、途中交代で入った岡野が右サイドを切り裂き始めてからだ。これまで何度となくチームをここぞと言うところで救ってきた岡野、きっと何かしてくれると思っていのです。後半42分、またも右サイドを駆け上がった野人、ゴール前で待つ永井に苦しい姿勢からもクロス、泥臭く永井が流し込んだ!1-0、ここまでチャンスらしいチャンスのなかった浦和レッズ、まさにワンチャンスをものにした試合でした。これが決勝点となり浦和レッズの天皇杯2連覇が決まった!終わってみればシュート数は浦和6に対し、G大阪は3倍以上の21、いかに劣勢であった試合をものにしたのかが分かる。

 この試合で浦和レッズは今期2冠を達成!さらに来期のアジアチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。ガンバ大阪にとってみればリーグ最終節、浦和に敗れリーグでも3位に後退、アジアチャンピオンズリーグへの出場権を失い、さらに1月後のこの日、またもすぐそばまでつかみかけたタイトル、さらにアジアチャンピオンズリーグの出場権を獲得できなかった。今期は浦和と4度対戦して1引き分け3敗、3敗はゼロックスカップ、リーグタイトル、天皇杯とすべてタイトルのかかった試合と浦和にやられにやられたシーズンとなってしまいました。この日、チームを去りオーストリア1部リーグザルツブルクに移籍する宮本に花を添えることができなった。浦和はこの日でチームの指揮を離れるブッフバルト監督に最高のプレゼントができた。

 終始ガンバ大阪に圧倒されるゲーム展開に楽しい試合とは言いがたかったのですが、それでもタイトル奪取は最高に嬉しい!さらにこの苦しい布陣で臨んだ試合をものにできたのは大きい。来期、リーグ戦の合間にアジアチャンピオンズリーグを戦わなければならない。控えを含めチームの総合力が問われる。こう言う試合をものにできることが必要なのです。来期もまた僕たちサポーターを熱狂させてほしい!

RSS&ソーシャルブックマーク

このページの関連リンク

国立競技場徹底ガイド

迷球魂 天皇杯決勝、浦和レッズ対ガンバ大阪
迷球魂 天皇杯決勝、浦和レッズ対ガンバ大阪その2

最新記事

コンテンツ
バックナンバー

スタジアムに行こうっ!観戦日記天皇杯決勝 浦和レッズ対ガンバ大阪(国立競技場)