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スタジアムに行こうっ！＞観戦日記＞２００７＞北京五輪アジア２次予選 日本代表対マレーシア代表（国立競技場）

北京オリンピックアジア２次予選
日本代表対マレーシア代表
国立競技場 2007.6.6

▲国立競技場メインスタンドから

▲入場の際プレゼントされた日本代表バンダナ

　北京オリンピックアジア２次予選、すでに１位通過を確定し最終予選進出を決定している日本には消化試合です。それでもこの先望む最終予選に向けて新しい選手をためすことのできる公式戦、意味は大きいです。

　この試合、消化試合であったこともあるのでしょうが、日本代表戦でも発売される格安観戦チケット、ファミリー席がさらに格安になっていました。前回の２次予選観戦、日本代表対シリア代表では４枚で２０００円の格安でしたが、今回はさらに半額！なんとファミリー席４枚で１０００円でした。チケットにはファミリー席２５０円の表記が。オリンピック代表とは言え日本代表戦が１枚２５０円なんて超お得です。しかもご覧のようにメインスタンド側からの観戦、ＪＦＡも粋なはからいです。

　こんな取り組みで観客動員数向上をもくろむJFAでしたが、それでも五輪代表、消化試合もあってか観客動員数は１万８千人と聖地・国立競技場を埋めるには程遠い…。空席の目立つスタジアムはやっぱりちょっと寂しいですね。国立競技場に入場の際には全員に代表のバンダナがプレゼントされた。「すみませんね、チケット代３人で１０００円しか払っていないのに…」

　この試合まさにテストの色の濃いスターティングメンバーでした。発召集のメンバーも先発に名を連ね、正直知らない選手も多々…。ただでさえこの世代の五輪代表、ちょっと地味。とは言えこの五輪代表、必ず各世代に数年後にＡ代表を支える主力選手が生まれてきます。スタジアムには金の卵が転がっているのです。どの選手が未来の代表を支えるのかな？五輪代表、ユース代表など下のカテゴリーの試合ではこんな楽しみ方がありますね。

▲国立競技場ホーム側ゴール裏を埋めるサポーター

▲円陣を組む日本代表

　試合は格下であるマレーシア相手に良いところなく始まる。強引な縦へのパスが目立ちセオリー通り引いてがっちり守るマレーシアにしっかりと跳ね返される。そんな展開が続く。防戦とは言いませんがこんな展開が続き得点の臭いがしないまま続いていた試合を動かしたのはゴールでした。２８分、前線でとにかく跳ね返される展開に中盤から攻撃参加した長友（明大）が流し込む。このゴールを機に日本の動きが加速する、さらに３３分、ペネルティーエリア付近から鈴木（早大）が見事な左ボレーを振り抜き２－０、前半を折り返した。後半に入ってからも日本優位の展開は変わらずいらない失点はあったものの３－１と日本代表が勝利しました。

▲応援する日本代表サポーターたち

　この試合なんと言っても結果を残したのは得点した長友と鈴木ふたりの大学生、Ｊリーガーたちの中で結果を残してみせた。一方のＪリーガーＦＷは結果を残すことができなかった。小さな子どもを連れてのサッカー観戦であったためこの日も少し早く国立競技場を引き上げましたが２５０円では充分余りあるだけ楽しめました。この勢いのまま最終予選も突き進んでもらいたいものです。今回、北京五輪は中国がホスト国のためアジア勢にはさらに厳しい予選突破、アトランタから続く連続出場を続けてもらわなくては。

・国立競技場徹底ガイド

・迷球魂 日本代表対マレーシア代表（国立競技場）

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