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スタジアムに行こうっ!観戦日記2007ACLセミファイナル 浦和レッズ対城南一和(埼玉スタジアム2002)

アジアチャンピオンズリーグ準決勝第2戦
浦和レッズ対城南一和
埼玉スタジアム2002 2007.10.24

すべては浦和のために We are REDS!
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 アジアチャンピオンズリーグは準決勝第2戦、第1戦は韓国アウェーにて2-2と引き分けた浦和レッズが韓国Kリーグ王者城南一和をホーム、埼玉スタジアム2002に迎えての一戦です。アウェーで貴重な勝ち点1を挙げた浦和、この試合に勝てばもちろん引き分けでもアウェーゴール2倍ルールで1-1の引き分けであれば決勝進出が決まる。平日にも関わらず埼玉スタジアム2002には5万1千人を超える大サポーターの声援、アジアチャンピオンズリーグの決勝トーナメント進出、さらに準決勝進出自体がJリーグクラブでは初の快挙、初の決勝進出を果たし、もちろん狙うは初のアジアタイトルです。

 この日のキックオフは19時30分、平日のゲームと言う事もあり遅い時間からのスタートです。…でもちょっと遅いですね、小さな子ども連れのファミリー観戦にはちょっと辛いです。バックスタンド上段の指定席での観戦となった僕たち、19時頃には埼玉スタジアム2002に到着、この時には埼玉スタジアム2002は浦和レッズが作る新しい歴史に立ち会おうとご覧のような真っ赤っかなサポーターたちで埋め尽くされていました。19時30分、キックオフを前に入場してくる選手たち、選手たちを迎える世界一のサポーターたちの演出は埼玉スタジアム2002のゴール裏に浮かび上がった「We are REDS!」の文字、絶対的ホームの声援を背中に受けて浦和レッズイレブンが走り出す、アジア頂点に向けて。

浦和レッズサポーターたちの地鳴りのような声援
▲浦和レッズサポーターたちの地鳴りのような声援
アウェーゴール浦和せ叫ぶ城南一和サポーターたち
▲アウェーゴール浦和せ叫ぶ城南一和サポーターたち

 試合開始、大事な一戦に両クラブとも慎重な立ち上がり。そんな中、試合が動いたのは21分、中央に走りこんだポンテから右に開いていたワシントンへふわりと実に優しいパス、このパスを絶妙のトラップ、一瞬でDFを置き去りにすると今度は電光石火の強烈なシュート、角度のある深い位置から城南一和ゴールに突き刺した!沸き立つ埼玉スタジアム2002、揺れる埼玉スタジアム2002、先取点は浦和レッズ、アジアの頂点に向けて貴重な1点をもぎ取った。ここからペースを掴んだのは我が浦和レッズ、中盤を支配し城南一和を攻めたてる。しかしそれもつかの間、厳しい試合日程から来る疲れがあるでしょう。ハーフタイムに近づくにつれてその運動量は落ち城南一和の攻撃を許す。それでも浦和の持ち味、鉄壁のディフェンスは健在、シュートまでは許さない。前半は1-0、浦和レッズが最高の形でハーフタイムを迎えた。

浦和レッズのビッグフラッグ
▲浦和レッズのビッグフラッグ
埼玉スタジアム2002ホーム側ゴール裏
▲埼玉スタジアム2002ホーム側ゴール裏
埼玉スタジアム2002を揺らすがごとくの浦和サポーター
▲埼玉スタジアム2002を揺らすがごとくの浦和サポーター

 ここまでで僕はアジアチャンピオンズリーグ決勝の舞台、さらにアジアタイトルへの道筋を創造して浮かれていました。もちろん浦和の勝利を信じて今日の観戦をしている訳ですが、当然相手も韓国の王者、これはチャンピオン同士の対戦です、甘くない。それでも前半を終えて1-0、1-1の引き分けなら浦和が決勝に進むのです。城南一和は後半絶対に2点獲らなくてはならない。浦和から2点獲るのは至難の業でしょう。そんな僕の考えはやっぱり甘く、サッカーは最後まで何があるか分からない…。

 後半に入り絶対に2点が必要になった城南一和が攻めに転じる。後半11分カウンターからの同点ゴールを許してしまうと24分、ミドルシュートのこぼれ球を流し込まれて1-2、悪夢の逆転ゴール…。あっという間に形勢逆転、一気に浦和が不利になってしまった。暗雲立ち込める埼玉スタジアム2002、それでもこの素晴らしいサポーターたちは浦和の勝利を信じ続けての大声援を送り続ける。後半28分、ポンテのFKを阿部が頭で落として長谷部へ、城南一和のゴールに突き刺す!2-2同点、浦和が再び試合を振り出しに戻す。一進一退の好ゲーム、素晴らしい試合になりました。試合はこのまま終了。第1戦2-2ドロー、第2戦も2-2のドロー、どちらも譲らない均衡の試合、延長繊維突入した。

 延長戦、明らかに有利なのはアウェーの城南一和、1ゴールを奪えばほぼ決勝進出を手中に収められる。延長戦は城南一和の攻めを浦和が受ける形、絶対に失点してはならない。延長戦も両クラブ得点には至らず試合はついにPK戦にまで至った。都築の活躍もありこのPK戦を5-3と制した浦和レッズがJリーグクラブではもちろん始めてのアジアチャンピオンズリーグ決勝に進出を果たした。決勝の相手はこちらもイランのクラブでは史上初の決勝進出を果たしたセパハン、11月7日アウェー、そして11月14日にはホーム、埼玉スタジアム2002でアジアタイトル奪取となる。11月14日もまた平日ですが史上初の快挙、アジアのタイトルをかけての一戦、超のつくプレミアチケットになること必至でしょう。どうにかチケットゲットしたいものです。

 これでルアワレッズはアジアタイトルにリーチ、そしてJリーグも首位を走っている。リーグの合間にチャンピオンズリーグを闘う過密日程、代表メンバーなどはさらに日本代表戦まであった。特に鈴木啓太、本当に良くやっています。今期の浦和はとことん行きます!JリーグタイトルV2、そして天皇杯もV2、でアジアチャンピオンズリーグを制してアジアタイトル!その先にあるのはトヨタカップ、そう世界タイトルです。今期もまたシーズン終盤に来て最高に面白くなってきました。浦和レッズは本当に強くなった。アジアのクラブがここまでやることを世界の舞台で見たい!トヨタカップのチケットも抑えてあります。もちろん浦和が上がってくることを見越しての購入、名古屋までの遠征も想定しています。信じています。


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