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スタジアムに行こうっ!観戦日記2007ナビスコカップ決勝戦 川崎フロンターレ対ガンバ大阪(国立競技場)

2007年ヤマザキナビスコカップ決勝戦
川崎フロンターレ対ガンバ大阪
国立競技場 2007.11.3

国立競技場アウェー側を埋め尽くしたガンバ大阪サポーター
▲国立競技場アウェー側を埋め尽くしたガンバ大阪サポーター
国立競技場ホーム側は川崎色に染まる
▲国立競技場ホーム側は川崎色に染まる

 11月3日文化の日、毎年この日はJリーグタイトルのひとつヤマザキナビスコカップの決勝戦です。今年のファイナリストはガンバ大阪と川崎フロンターレ、我が浦和レッズはこの舞台に辿り着くことはできませんでしたが、Jリーグ、そしてここまで勝ちあがってきているもっとでかいタイトルアジアチャンピオンズリーグでの過密日程を考えればここまで勝ち上がらなかったのが幸いだったかもしれません。ガンバ大阪、川崎フロンターレ、そしてもちろん浦和、ここ数年、リーグでも上位を占める実力あるクラブです。ファイナリストに相応しい対戦になったのではないでしょうか。別にどちらのサポーターでも何でもない僕ですが、晴天の国立競技場、サッカー観戦には最高の天気に観戦に出かけました。つってもチケットは数日前にチケットぴあでケットしておきましたが。

 ここ国立競技場はガンバ大阪には苦い思い出のあるスタジアムです。2005年のヤマザキナビスコカップ決勝戦では市原に破れ、初めてのタイトルを逃した。今年の元日には天皇杯決勝戦で圧倒的に攻めながらも浦和レッズに敗れた。ガンバ大阪にとってはあと一歩のところでタイトルに手が届かない苦い場所、それが聖地・国立競技場です。そんなジンクスを打ち破るのか?川崎から1時間もあれば来られる川崎と新幹線で3時間かかる大阪、サポーターの数では川崎に分がありそうな国立競技場ですが、「忘れ物を取りに来た」ガンバ大阪サポーターも遜色ないほどにアウェー側を埋め尽くし、国立競技場は川崎のスカイブルー、ガンバ大阪のブルーで2色に埋め尽くされました。

快晴の国立競技場
▲快晴の国立競技場
青、黒、白、ガンバ大阪カラーに染まった国立競技場
▲青、黒、白、ガンバ大阪カラーに染まった国立競技場

 この日は久々に自由席で観戦、僕らは13時30分のキックオフに13時頃、国立競技場に到着。毎年楽しみなのがヤマザキナビスコのプレゼントです。今年も来場者全員にナビスコのお菓子のプレゼントがありました。コーンチップと言うナビスコの新商品、オリジナルサルサの付いた新しいポテトチップスです。ビールのおつまみに最高ですね。いくら決勝と言えどもそこまで空席がないことはないだろうとたかをくくっていました。それが大間違い…。キックオフ30分前では空席なんて全然ありあません。これまでのナビスコカップ決勝戦、川崎とガンバ大阪の対戦ではこんな風になったとは思えません。Jリーグの人気が確実に高まってきていると感じました。それでも観戦慣れしている僕です。ちょいと荷物を置いている席を見つけては声を掛けるとひとつふたつくらいの席なら空くものです。どうにか席をゲットすることができました。

川崎フロンターレサポーターたち
▲川崎フロンターレサポーターたち
優勝をサポーターに報告するガンバ大阪の選手たち
▲優勝をサポーターに報告するガンバ大阪の選手たち
優勝に沸き立つガンバ大阪の選手たち
▲優勝に沸き立つガンバ大阪の選手たち

 13時30分を前に国立競技場は決勝の緊張感が漂う。ご覧のようにホーム側は川崎のスカイブルーで染まりあがり、アウェー側はガンバ大阪の青、黒、白で埋め尽くされました。

 試合は川崎のペースから始まりました。ガンバ大阪はプレッシャーがあったのでしょうか?出だしがずいぶん固いように感じました。小気味よくガンバ大阪ゴールを脅かす川崎、耐え忍ぶガンバ大阪、そんな構図が完全に出来上がっていた。前半は川崎、よく守りきったと言うのが感想です。0-0、前半は試合が動かないまま折り返した。内容は川崎、ガンバ大阪にとっては失点しなかったのが救いでしょうか。やっぱり国立競技場ではガンバ大阪はタイトルに縁遠いのでしょうか?

 後半、デキの悪かった前半に西野監督が動く、加地を右サイド、DFに入れる3バックにシステムを代える。さらに遠藤がボランチの位置にまで下がる布陣。僕はガンバ大阪サポーターではないのでこう言う布陣での戦い方もあるのだと思ったのですが、後日の新聞記事によると実は急遽のかなり冒険の布陣だったそうで、練習でも試したことのないような本当に思い切った作戦だったそうです。しかしそれが上手くいった。試合が動いたのは55分、昨日ニューヒーロー賞を獲得している安田が川崎ゴールに叩きいれる。0-1、これまでの勝てないジンクスを打ち破る得点だった。この後、ガンバ大阪はらしくないように見えるしっかりしたディフェンスでしっかりのこの1点を守りきってみせる。0-1、なかなか渋い試合でしたが、ついにここ国立競技場でガンバ大阪がタイトルをもぎ取った。最後の最後まで攻め立てた川崎フロンターレ、頑張っていましたがしっかり守れるガンバ大阪の前に泣くことになった。

 2007年ヤマザキナビスコカップ優勝はガンバ大阪、苦しんで苦しんでの優勝でしたが見事でした。ガンバ大阪は現在リーグでも2位、首位浦和を追随しています。このタイトルで満足してもらってリーグタイトルはしっかりと浦和に渡してもらいたいものです…ってそうは行きませんね。今期もきっと最後の最後まで浦和を苦しめる存在になるのでしょう。それでも浦和はリーグ2連覇を決めますけどね!ともかくヤマザキナビスコカップ優勝おめでとう。ガンバと浦和の黄金時代が続き、よきライバルでありますように。


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