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スタジアムに行こうっ!観戦日記2008キリンチャレンジカップ2008 日本代表対チリ代表(国立競技場)

キリンチャレンジカップ2008
日本代表対チリ代表
国立競技場 2008.1.26

国立競技場ホーム側は日の丸だらけ
▲国立競技場ホーム側は日の丸だらけ
国立競技場ホーム側に広げられた日の丸
▲国立競技場ホーム側に広げられた日の丸

 2008年の日本代表戦の幕開けはキリンチャレンジカップ2008です。オシム監督が脳梗塞に倒れ岡田監督の初采配のこの試合、準備期間の短い中、親善試合とは言え来月には2010ワールドカップアジア3次予選を控える大事な時期、ここでしっかりと戦えないようではね。

 極寒のこの時期の代表戦、対戦相手はチリ代表となかなか渋めの相手、人気のカードとは言えず、日本代表戦にも関わらずチケットは完売には至らなかった。発売日を過ぎてもほとんどのカテゴリーでチケットが余っていました。そんなものだろうと予想はいていましたが。僕らは日本代表戦の格安チケット、ファミリーチケット3を購入、大人2名子供1名の3人で3000円のチケットです。このチケット本当にお得です。以前はファミリーチケット4しかありませんでしたがこの3の登場でまた使い勝手が良くなりました。

 ファミリーチケット3は国立競技場バックスタンド上段の指定席が用意されています。指定席ってことでかなりギリギリの19時に国立競技場に到着、僕らが席に着いた時にはすでに選手たちが整列していました。…もうちょっと早く来たかった。注目の国歌斉唱は平原綾香さん、国立競技場に君が代が響き渡る。この日の観客動員数は3万7千人、国立競技場にはちらほらとぽっかり空席が目立つ。ちょっと寂しいですね。それにしても最近、気になるのは国立競技場の日本代表戦と言えば、12番ゲートのあるアウェー側に日本代表サポーターたちが詰め掛けてより熱い応援をしていたものですが、今ではすっかり28番ゲートを中心とするホーム側が応援の中心となってきました。日本代表サポーターの勢力図も時の流れと共に変ってゆくのですね。

日本代表イレブン
▲日本代表イレブン
日本代表サポーターたち
▲日本代表サポーターたち

 19時10分キックオフの笛が鳴った。この日の東京は非常に寒く国立競技場の気温は3.6度しかなかったそうです。そんな寒さを吹き飛ばす熱いピレーをみせてほしい。日本代表は4-4-2、正確には4-1-3-2の布陣で臨む。巻と高原のツートップ注目はこの日A代表デビューを飾った19歳、鹿島の内田です。熱いプレーを期待したのですが、試合は開始からちっとも熱くならない。準備期間不足が明らかに出ていました。代表選手とは思えないミスも目立つ。チリ代表も不調の日本代表を追い込むような攻めをみせることもなく試合は単調に互いに決定機を欠きながら続いていく…。特に機能していなかったのが中盤、パスが繋がらず前線のFWにちっともボールが入らなかった。膠着状態、まさにそのまま前半が終わってしまった。0-0、ハーフタイムに入った。

極寒の国立競技場
▲極寒の国立競技場

 覇気の感じられない選手たちのプレーに後半から思い切った交替を期待しましたが、岡田監督は交替のカードを切らなかった。思った通り前半からの膠着状態が続いていました。そんな中、岡田監督がさすがに動いた。羽生と大久保を後半、早い時間に送り出すとさっそくチャンスを作り出したのが大久保、チリ陣内深くまで切り込みシュート、小柄なフォワードらしくチリディフェンス陣を混乱させるようなプレーを続ける。それでもシュートに正確さを欠き枠に飛ばない…。交替カードを切ってからはいくらか見せ場はあったがいずれも決定機と呼ぶにはちょっと…。簡単に言えば面白くない試合のままずるずると試合は続きました。後半30分を過ぎるとこの寒さ、小さな子どもを連れてのサッカー観戦という事もあり僕らは国立競技場を後にすることにしました。

 やはり課題はいつものことですが決定力不足となってしまうような内容でした。来月のアジア3次予選まで非常に短い準備期間でどこまでできるか?30日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦ではもうちょっと良い内容を見せてほしいものです。


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