スタジアム生観戦至上主義宣言
-なんだかんだいったってやっぱ金でしょ-

▲2001.11.7 日本代表対イタリア代表　満員のスタジアム

▲2002.11.4 ナビスコカップ決勝戦　真っ赤に染まるスタジアム

▲2002.11.16 浦和対Ｇ大阪　揺れるスタジアム

　サッカーにおけるサポートとは何でしょうか？それはこの「爽快観戦術」の中でかなり触れていますが、声を出す、応援する、スタジアムを染める、どれも素晴らしいサポートです。ワイワイオウオウ観戦しないでビール片手に指定席でじっくりと戦術分析、「う～ん、今の采配は渋いなぁ」これも素晴らしい！人それぞれいろんなサポートの方法があると思います。スタジアムは自由であり、だからこそ至福の瞬間がたくさんころがっているのだと思います。最低限のマナーを守れば、たくさんの人がたくさんの楽しみ方ができる場所であるのがいいと思います。僕がここまで素晴らしいサポートだと言った楽しみ方には共通点があるってことにお気づきでしょうか？どれもスタジアムでの生観戦であるということです。まさにこのサイトのタイトル、そして永遠のテーマ、スタジアム生観戦。なんだって生観戦にこだわるのか？そりゃ生観戦が素晴らしいからなんですけど、何がどう素晴らしいかってのはここまでこの爽快観戦術で延々書いてきたとおり、ここではもっとぶっちゃけた話を、それは金を使うからです。

　なんだかんだ言ったって僕たちを魅了してくれる選手たちはプロのスポーツ選手、夢を売る商売、そんじゃそこらのオイラみたいなしがないサラリーマンと同じ給料じゃ夢も希望もあったもんじゃない。やっぱちびっこが夢を見るかっこいい姿であってほしいしそうあるべきだ。誰だったかな？プロ野球選手なんですけど、記者の「素晴らしい車に乗っていますね」って質問に、
どッかのプロ野球選手「僕は車になんて興味ないんですよ、走ればなんでもいいんです。でもこんな派手なスポーツカーに乗っているのはね、子供に見てもらいたいからなんですよ。「プロ野球選手に乗ればいっぱいお金をもらってカッコいいスポーツカーに乗れるんだ！」ってね。プロのスポーツ選手は派手な高級車に乗るべきだって僕は思っています。」
最高のコメントですね。プロのスポーツ選手はたくさんの子供が夢見て、そのたった一握りしかなれない特別な仕事です。特別な素晴らしい才能を持つ人たちがたくさんの賃金を得るのは当然のことです。サッカーに限らずプロスポーツには選手たちの高い年俸、スタッフ、関係者、スタジアム運営などなどたくさんのお金がかかるのです。ぶっちゃけですけど、夢を売るつっても結局は商売、金が儲からなきゃいけないのです。

　よく「ミーハ－ファンはスタジアムに来るな！」なんて生粋のサポーターを気取る人がいますけど、スタジアムに行こうっ！って訴え続けている僕から言わせりゃそれは間違いです。TV観戦で動きや戦術や知識のたくさんある人よりも、そこにいるなんだかよく分からないけど「きゃ～ぎゃ～ぁ～」言っている女子高生の方がサポート率は圧倒的に上だ。TV観戦で今期全ての試合をチェックしたって人よりも一度だけの観戦でもスタジアムで「あははぁ～ちょっと飲みすぎちゃったぁ」とか言っているあそこのおっさんの方がサポート率は上だ。だって今日活躍したあの選手たちに投資しているんだもん。・・ちょっと極論ですけど。かんなり冷めたお話なんですけどスタジアムの運営、選手の年俸、経営などなど・・そして選手の強化、結局金がかかるんです。スタジアムに行って金を使うってのがなんだかんだ最強のサポートでしょ！

　スタジアムに行こうっ！はサッカーに限らずあらゆるスポーツに対してTV観戦より生観戦こそがより上位のサポートなんだと考えています。スタジアム生観戦至上主義宣言のもとこれからも生観戦こそが生粋のサポートの証であると信じて活動していきます。ただね、誤解しないでいただきたいのが、中にはね、「そりゃオレだってサッカー大好きだし行きたいよ！だけどさ、俺のいる町の近くにはクラブなんてありゃしないしスタジアムでの生観戦なんてできないんだよ！だから俺は仕方なくTV観戦なんだよ・・」って人もいることでしょう。そういう人に対して「あなたたちのやっていることはサポートじゃない」なんて言っているわけじゃないですからね。決してそういう方々を否定しようってんじゃないんです。TVの前での応援だって立派なサポートですよ。僕が言いたいのは気軽にスタジアムに行けるのならふらっと一回スタジアムに行ってみようよ、TVの前でうんちくたれるのなら一回スタジアムに行ってみようよってことなんです。まぁなんだかんだ結論はいつもこれ、TVの前で四の五の言うならちょっとだけお小遣いをはたいてスタジアムに行こうっ！それが何よりのサポートなんだから。